2005 8月11日(木)栃木 戻り沢 探索2

このところ毎日のように雨が降っている、朝だったり昼だったり
夕立だったり。したがってどの川も増水と思われるら、ならばV
沢などは好いのではないだろうか。
.と思っているところへメールが届いた。
「明日○○川へ行きませんか」と、確かにこちらはある意味暇
人ではあるけれど、前日の夜にだよ・ご近所でも無いのにだよ。

しかーし、文句をいう資格は無い。
いそいそと出かけたのでありますから、・切腹!。
それと言うのもその○○川は抜け駆けで行ってしまうのはどう
か?、と思われる事情があったのだ。
言わずもがなの、お互いの。
*/実際は雨模様の為に一日遅らせたのでありましたが。
.

ここかな・まだかな・あっちかな
.
入渓路が解らないが歩きましょ、道なき道をとことこと。
地図を読みながら高度と照らし合わせながら、お連れさんの左
腕には高度計つきの腕時計がピカピカ光っていましたね。

川が近くなると踏み跡がはっきりしてきた、はっきりしすぎて気に
入らない程に。予想よりも人が入るらしい、極最近のと思われる
足跡がハッキリと。
予定地点に到着してダブルてんからりんの始まりだ、噂によると
「ボは無い床」らしい。
しかーしお魚見えません、二時間も何事もなしのつぶてとなると
釣れる気がしなくなってくる。
.

此処には必ず・・・居てはらしまへん
.
堰堤に先に着いてお連れさんを待ちながら振りフリ、堰堤下や滝
の壷はあまり得意ではない。しかし到着したお連れさんはやる気
満々でキャストする、直ぐ下の深みで良い型の岩魚を二匹見たの
だそうな。

お魚さんを見ていると気構えが違いまんねェ、・・・出た!。
切れた!、アワセ切れ〜。
こちらはカメラを覗いていたので見なかったけど、チビではないに
違いない。しかしその後は何もなし。つ抜だった先週が、なんだか
昔の出来事のように懐かしい恋しい気分である。
.

エー、1号ハリスがアワセ切れ〜残念!

ところでお連れさん、私と一緒の場合は好く釣るのだよ。
一人の場合はたいした事無いのに、一緒に行くと尺釣ったり、ボの
時にチビでもひとつ釣ったりと。
感謝の気持ちはあるんだろうか。*/って何に感謝か
腕の違いとも思っているのだろうか。*/ろうか・こっちは老化現象か。
岩魚を見たりバラシたりでだいぶやる気になっているような、こちら
は聞いた話だからまだいまいちのような。
.

色も容もいい漢字の28cm、イイなァー
.
そしていかにもってポイント、やる気のお連れさんんが先に入った。
来た!、竿がしなった。
出ました漢字オーバーは色も体型も素晴らしい、「cm弱」というのは
気に入らないのだろう、三度計り直して28cmピッタシ!。

これでやっと目が覚めた、「28cm」対「ボ」ではあんまりだよね。
それから先は先を譲らない、釣れて無い方が釣れるまでは先行させ
て戴くのが暗黙の了解事項とばかり。
*/了解していたのか?、聞くの忘れた・・・。
.

初渓のお印!26cm、アンドのひとつ
.
しかし中々当たらない、正直焦っていたような。
いかにもポイントというよりは、あんがいポイントにポンと投げた。
いくらか巻き返している流真すれすれでカポとアタック!。

そうして何とかこちらにも26cmが釣れてくれた、嬉しかった以上に
ホッとしたもんです。お連れさんはもうひとつ追加したが、噂ほどに
は釣れなかった二人で三匹。
増水のせいではないかと言ってたが、私には釣られちまった後の
祭りのような気がしていたがどうだろう。
.

此処は以前見た景色に違い中廊下

しばらく登ると見覚えのある枯れ滝に出た、この先がどうなってい
るのか興味があるがまたいずれ訪れましょう。
今回は新調の渓流足袋を使ったが、重い・疲れた・足つった。

時間があまって一箇所寄ってみたが、お連れさんが逃げる魚を見
ただけで本日終了。

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