開拓失敗つもり沢?、撤収

2005 7月28日(木)栃木 開拓は?

さて今回は新規開拓、どんな渓流なのかどんなお魚が居るのか
ワクワク気分でのお出かけでしたが。
水底の石を拾って見るが石の裏には何も付いていない、川虫ど
ころか汚れても居ない。

そういえば足跡がほとんど無い、更に車止めにもゴミ一つ落ちて
いなかった。やーめた!、確定は出来ないけど恐らく「もとからい
てはらしまへん」川なるやかもや。
開拓X撤収〜
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移動してゾ、中流も凄い勢いでガーー!
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鬼怒川支流へずり沢、山女魚釣り

つもりではもう一箇所の新規を用意していた、しかしこうなるとまた
解らん川へ行くのかよ・・変更して確実な川にしよっと。
って気に成るのでありました。

何処にしよ、よし決めた、急いで移動しなくては時間が勿体無い。
行ってみると予想通りのゾ、以前の3倍か4倍もの勢いで轟々と飛
沫を上げている。たまにはヤマメ狙いも良いかと思ったが、下流は
飛ばして上流へ急ぎましょの一目散。
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ドライは無理、となれば残っていた「てん沈」で
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さて毛鉤では無理な状況、ましてドライなどの出番は無い。沈む毛
鉤は幾つも無いが・・・あった「てん沈黒川」もらい物の最後の一本
だ、黒い羽根が付いてるタイプ。

今まで何回かアタリはあったが釣れた事は無い。
針に針金を巻きつけて、上からリード線や半田付け端子に被覆の
絶縁チューブをかぶせた物らしい。
釣れるやん、それもヤマメの23cm。
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見覚えのある滝、らしい

こんな床でもヤマメなの、いや次はイワナが!釣れるぜ「てん沈黒川
鉤」。ゾにはいいだろうと思っていたが、次がガツンとアワセ切れ!で
お仕舞い。

何処かで見たことのある滝だが、水量がまるで違い別の滝かと思え
る。これを巻いて上流へ、行くにつれいくらか水量が落ち着いて毛鉤
てんからりん。それでも流れが速いせいかヤマメの腹にスレ掛り、次
はイワナの背ビレにスレ掛りはどちらも18cmのマメとワナ。
H700mを越えてもヤマメかよ、ゾのせいかよ。

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ふたっつ共にスレ掛り
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脇の踏み跡を辿って帰りを急ぐが、30分もひたすら降ると疲れて
しまった。一休みした目の前の淵は少し緩くてドライ向きな感じ、
レギュラーラインを振ってみる。

3回目の振込みにバシャ!、ギュギューン。
慌ててザックから竹ダモを引き抜いて、収めたのは又もヤマメで
漢字サイズだ。山女魚?山魚女?、変換では山女。
幅広山女魚はサイズ以上に好感触、こんな渓流でならヤマメもい
いですね。

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何年ぶりかの漢字山女魚、顔も見て(拡大↑)
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前々回に折れた竿は部品が届いてくれて、この竿でないと
折角作った竿ケースが使えないからね。
今回もかなり歩いたが翌日の筋肉痛は無し、シーズン半ば
でやっと体力が付いてきたような。

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