2005 5月4日(水)栃木 開拓のV沢、prtー2

前回27日に開拓したのだけれど、どうも支流に入ったのでは
ないかと思われる。その確認のためにネットから地図を取り
出して現場検証に出かけてみました。

結果は思った通り支流に入ったのでした、そこで本流を登って
行くのが当然の事なのですが。しかし邪魔者が居ます、岩魚
の桃源郷ならぬお猿さんの大軍団。勿論逃げる猿がほとんど
なのに、何故か逃げないでこちらを睨み付ける奴が居る。
不法な侵入者はこちらなのだから、ここは退散するしかありま
せん。
本流はまた別の機会に探索する事にしましょう。


お猿さんも案外不気味
.

熊さんと遭遇すれば引き上げるしかないが一種感激的な気がする
もんで、お猿さんには感激しないがあれだけ居るとこちらの負け。
戻って前回の良型バラシを狙って釣りあがる、しかし前日に釣人が
入った証拠の弁当殻は昨日の付け。さらにブドウ虫の入っていたボ
ール紙も散らばっていて、だからお魚さんもスッカリおらん。

それでも餌では釣りずらい浅いプールでヒットした、上げてみると意
外に23・4cmくらいはあったのだが亀らを向けたら逃げられた〜。
そうなるとあの淵だけが頼みの淵、大物は残って居るだろうか。


初の空中テンカラ、ヒット
.
例の淵に静かに接近、まずは落ち込みの流にプレゼン、なーんも
無し。回り込んで岩影から内部をうかがう、・・・居ますよ2匹・3匹
と。
しかし大物は見えない、釣られちゃったのかなァ。
ま・どんなんでも来た証拠と言うか記念というかおひとつ、毛鉤を
ポン。そのままでは知らん顔で浮いてこない、チョンチョンと誘いを
かけるとスーっと上がって来たが食いつかない。
別な魚に狙いを変えて、・・・・やっぱり接近するだけのスレ岩魚。
何度かそんな事の繰り返しで釣れません、毛鉤を変えても同じ事
だった。

そこでてんさん考えた、何処かで聞いた空中テンカラ。
水面近くで誘ってすれすれで待つ、ジャンプ一番命中した。イワナ
は小型だったけど、新ったらしい経験ではある。


花もヒトリシズカだから帰ろうっと
.
魚は散ってしまったが少し待てば夕マズメだ、アンパン食べて
毛鉤を変えて・・・そこに大物!。
まだ居たのだ、さすがに残っていたのは此処の主と言うべきか
もしらず。しかしそのまま岩の下へ戻ってしまった、そして何故
か他の岩魚も隠れてしまいましたよ。
少し暗くなって良い時間帯のはずが、涼しくなって虫も居なくな
って静まりかえって、淋しくなって・・・帰りましょ。

さあ、明日の5日は二人で或る上流へ行くのだ。
何かが起こる、予感がする。

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