2006年 8月31日栃木 岩魚のはずが(へずり沢) HPを見て「素晴らしい渓流が沢山ありますね」などと言われると 恐縮してしまいます、日記には景色の良さを表現すべき写真は ほとんど載せていないからね。 本人も歯がゆい思いをしているのですが、(*/なら載せればァ) 場所が特定されるのを避ちゃってるのですね。 教えていただいた川の場合は勿論ですが「あそこに居るなら俺 も行こう!」って事もあるし、「密かに楽しんでいるのにバラスな」 と言う方もおられるに違い無いと思われるので・・・。 「解ってしまったなら全部釣っちゃえ!」って事かとも思われる 「居なくなった渓」が幾つかあるのでもありまして。 という事で今回も川の写真は一枚だけ。 . |
H700m位からの釣り場というと岩魚釣りには平均的な渓流と 言えるでしょうか、少々の歩きを要するのはそれらしくて良いと 思います。「てんから岩魚釣り」としているのは上流・源流が好 みなので山女魚は好きじゃない、との意味ではありません。 栃木辺りの渓流では山女魚はH500mくらいまでの堰堤まで という感じに思えます、勿論おおよその事で山女魚の渓はあま り知らないのではありますが。 なので山女魚狙いで出かけるのは春の一時期だけに限ってい ます、あまり釣れないですが放流ニュースのある場所へは行か ない事が、言訳にはなりますです。 前置きが長い!、って事は・・・?。 |
さて、今日は雲りの間のよか天気との予報を頂いてその通り、 真っ青な晴天の下を緑濃き森の中へ。 ここも水の用意は要りません、足元の流れを掬って御飲み下さ い渓流です。ザックもその分軽くて澄む水。*/ しかーし、てんからりんに反応無し。 竿+のレギュラーラインにカディスから始まり上流での2m+ラ インの狙い撃ちでもお返事なし。やむなく毛鉤を沈でもOKの黒 に交換、それでもお魚さんは釣られちゃったのか、どうなのか。 小滝の落ち込みの淵で流れ出しの肩と、脇の瀞で浮かせて流 しても何も無し。ならば泡の中へ打ち込んで沈むに任せて流し 終わり、いきなりギュン!と来た。 キラっと光った、イワナじゃない。ギュンギュン。 . |
山女魚だ、ほんとか?ヤマメだ綺麗だな。 引きの強さに期待したがそれほどでもない22cm、それでもイワナ より太いし淵だしで気持ちのよい引き味だ。 岩魚域での予想外のヤマメも意外で嬉しいものだったり、そう昨年 も意外なてんからヤマメ釣りってのがあったっけ。 それからしばらく反応無しで釣り登る、落ち込み脇のトロは間違いな く岩魚ポイント。黒毛鉤のままポンと落とす、フっと浮いてきたのは又 もパーマークだ。 どうなってんだこの渓は、岩魚は何処に行ったんだ。 ヤマメが増えると岩魚が追いやられると何かで読んだのを思い出す、 気になるなァ。 .. |
さてお昼は好天が分かっていたのでソバをご用意、渓流トロロ卵付 きで美味しいな。おにぎりは後にしましょう、腹いっぱいは動きが鈍 くなるからね。 頭は鈍くなってるご老体、物忘れが多いボケTENさん。 タモは失くすし、D亀は坊っちゃん沈没だし、ラインカッターの爪切も 置いてけぼりだし。 そう悲観しないでてんからりんしましょうね。 それにしてもお魚さんの反応が無い、このところのスレっからしに遺 憾をとなえたが異観。掛からなくったてお魚さんんが見えるだけでも 随分と楽しい事かと、思い直す今日の寂しさ。 そしてかなり上流の、ここは!ってポイントで来た。 流し終わりにピョコンとしたきまひたちびちゃん豆ちゃん、空を飛ぶ。 それってぇ数に数えるんでしゅか?、んーどーしよー。 |
おひとつだったのか、おふたつだったのか、それよりあそこで ヤマメだったって事が大きな疑問。 しかし一文字岩魚とおぼしき黒いものが黒毛鉤にコツンときて サッと隠れたエグレ岩のポイント有り、春にまた来ちゃうから 待っててね。 思えば今日まで一文字らしきを五匹・4箇所も見ている、釣れ た尺神三匹を別にしてなのだ。来年も北関東で十分に楽しめ るぞ、とぞおもゆるべく岩魚の筈のヤマメ渓をばさらばんとす。 →次の日記 |