2006年 6月02日(金)栃木 滑舐め滝沢とV沢

季節がら「鮎はやらないの?」と聞かれた、「渓流が気に
入ると山へ行くのが楽しみだから」。昨年も同じ頃に同じ
人に同じ質問をされて同じく応たえたような、そうだったよ
な。

千変万化の渓流を谷を歩くのは誠に楽しい、季節ごとに
月ごとに、その日毎に変り行く自然と相対するのだから。
更に綺麗なお魚さんにも遇えるのだから、こんな楽しい
遊びは他にあらぬとぞいとおかし。

あっお魚さんに遇えるかは、釣れるか否かは・・・・。

釣れるとなればどうせなら大きいのがよろしい、カタカナで
3文字より漢字で二文字、欲を言えば一文字で表したい。
イワナ→岩魚→尺、って事、御馴染みさんには馴染みの。

あのゥ前置きが長いと紙面が足りなくなるのでは。
ハイ・今回も釣れた時の状況描写が無いので大丈夫、だ
そうです。灰*/

何処へ行こうか狙いは2箇所、かなり走ってからゾと判断
して第一候補はあっけなく変更。減水ぎみと思っていたか
が、これで歯車が狂ったらしい。
第二候補は遅れをとってしまい、林道終点に先行者車で
あっけらかんと中止。

どーしよー、第三候補は新規沢になりますが道順は?。
宜しければそちらへお邪魔いたします、ナビに任せて何
とか潜入出来るでしょう。
.

予想害のチビワナひとつ見っけ

新緑真っ盛りの林道に入ると車の両サイドを若い青葉が触
れてくる、沢音はまだ聞こえないが空気は湿っている。
お初の渓流はどんなだかわくわくして登って行くと、そこに
先客のお車セダンがおわします。
もーいけません、これから他へはいけません。

覚悟を決めてセダンの上へ行ってまえ、その先200mで行
き止まりはゲートで封鎖。ゲー
渓の様子を見てみると、何と下流でエサ人さんが釣り糸垂
れておるではないか。ラッキーー!
それこそ急いで仕度してゲート脇から走るように上流へ、
アタ!転んでしまった。


滑てるねー

地図で想像したよりは水量も推量以上で何とかなりそうな
流れではある、イカにもポイントでワナが出たが喰い付かな
いで横向いた。
かまってやるもんかと上へ、ポイントは沢山あるがその後反
応は無い。ふと見上げるとエサ人さんが林道を歩いて登る、
抜きつ抜かれつ、又抜き返さないと駄目だろうねェ。

暫くは丹念に探ったが何事も無く林道に戻って上へ、エサ人
さんが見えたので上流へ行くからと声を掛けるエチケット。林
道が途切れて渓へ出るがなるべく川に入らぬよう、ポイント横
目に先を行く。
と小滝の上に長い滑滝、ヒタヒタとそれを登り越えると長い滑
滝第二部。

更に登って石ころ渓になったが川底はまだ滑めている、いい
かげん舐んなよ!。


使えたのか使えなかったのか

そこに落ちていたロープ、何に使うのかこんな床なら使い
道はひとつ・・・滝。
別な使い方を想像したら、アカン。
滝を越えればとの希望的観測もわかず、それでも気持ち
の良い景色と自然を満喫して撤退。

6月3日(土) 9時までのV沢
折角出かけて来たのだからもう少し遊び隊、ガソリンも高
いのだから。とはいうものの昼までに帰らなければならな
いから、様子見程度だよなァ。
コンビ二でドコデモ・ベッド、ラーメンおにぎりで朝御飯を済
ませ、知ってる川へ向かう。

増水したのならば様子が変わったかも知れないV沢を覗い
てみる事に、前回同様居なくなった淵には居ないまま。
しかし一匹釣れたポイントには何匹か居ます、じっと様子
を伺うと少なくとも4匹は居る。
これは嬉しい、しかも結構な漢字サイズも居るような。
.


枯葉が流されて少しだけ復活
岩魚を狙ってふんわりキャスト、スっと来たが見限った。
毛鉤を黒に取り替えて、マッチザ・・・ハッチせず。
それでも駄目ならチョンチョンと誘ってみても、駄目は駄
目なのね。
そこで空中てんから水面2cm、それでも駄目だが別の
岩魚が飛びついた、ガボッ!!。
ガツンと手応え、たまらん。。

あーだがしかし、記念撮影にタモに寝かせたところで
ハイジャンプ。ハリスが緩んでいてハイ・さようなら〜。
丁度漢字の岩魚は元気に岩の下へ、こんな日もあら
んとぞいとおかし、くない!。


ちっちゃなかーいいー小鳥二羽、撮り

チチチ・ルチリと甲高いサエズリがけたたましくにぎやか
だ、3cmか4cmかと見える小ちゃな鳥が、岩の下へ入
っては出てくる。
色は灰色がかった茶色か、模様は何も無いような、これ
がミソサザイなるか?。よく見かけはするがデジカメなど
で撮れるのは岩魚よりも珍しいかも、と慰めて終了。

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