2006年 5月26日(金)栃木 尺岩魚の谷は

昨年の五月、シーズン最初の尺岩魚の谷である。
それが7月22日には忽然と消えちゃった、たった一匹
のワナ君に遭遇できただけなのである。
この事がずっと気になって・木に成って、熟れて重くなっ
ていたのであります。

つまりは一昨年発見したC沢であり「岩魚釣りって簡単」
などと勘違いをほざいてしまわせた渓流、なるが。


日光方面っても今市・藤原・栗山、ぜーんぶ日光

4月28日、果たしてどーなっているのか・居るのかとGW
前に出かけた訳ですが、先行車にダウン。
だから尚の事気になっていた訳で、まだ体力回復には程
遠いのに行ってしまいました。

本日は曇っているが、ここは行程がきついので御天道様
はいらないかも。それよりいらないのは邪魔なのは先行
車者ではあるけれど、それは天に任せましょ。

テクテク、トボトボ、ドッサドッサ。
最初の登り10分で足が重い、30分で一休み。
渓流に降りたって「おおこわ」、やっぱり訛ってる。
*/鈍りがちゃう
先行車者は居ないようです、いかったァ。
.

水質良好、生態無反応

しかーし、尺なんぞ釣れてまったらどーしよう。
あれから一ヶ月もたっていないのに、不謹慎!となじられ
る。いっそ釣れなかった事にしちゃおうか、なんぞと妄想・
孟宗竹筍は過ぎ去りし。

しばし休憩してからてんからりんの始まりだ、直ぐにチビ
が走ったように思ったが定かでは無い。探りながら登る
が何事もなければ「走ったように」も勘違いかとおもわる
る。
やがて大きなプールに出た、昨年の4.07には何匹も
の岩魚が居たのだが。やはり7月には消えうせて、その
事をTENの部屋「渓の不思議」として書いたくらいなのだ。

さて今回は?、・・・いてはらしまへん。


藻の上に泥か、それでも昨年春は居た

虫も飛んでるから静かに待つ、
おらっしゃらん。

それでも尺のポイントはまだこの上だから、・・・・。
何匹もが走るポイントはその上だから、・・・・。
口紅オレンジ岩魚のポイント床は階段状の上だから、
・・・・。
だから、だからなんなのさ。
・・・・、
・・・・。
結局昨年の異変のまま、何事も無く終わった。

岩魚が生き物なら渓流もいきものなのだろう、日々刻々、
と変るには違いない。


この上にも居た、いにしえにならざる

あーしかし、昨年見つけたV沢も望みは少ない。
私が36cm、Jさんが31cmを上げたU沢も激変して当分
は望み無し。
そして「ダッチャン川」と称したこのC沢も、・・・。
それぞれ事情は異なるのだろうが、望みの渓流が消えて
ゆく。

あー無常にも、ただ水のみが流れ行く。
泣くもんか、鳴いたらあかん、ただ目から水が流れゆく。


フエルトでは危険なので沢用、でもヘロヘロ

楽しそうに、など書き様がない、お茶ら気てなどいられ
ない。それでも何時の日かよみがえる事があらんとぞ
おもはゆる。
帰りも行程はきつい、途中でヘロヘロとしゃがみ込む。
釣った・吊った・足つった、両足釣れたった!。

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