2005 4月09日(土)鬼怒川A沢はどうなんだ

木曜日に良い釣が出来たが予定では土曜に出かける積りで
いた、そして土曜日、昼前にはやることが無くなって11時、
結局お出かけしてしまったのであります。
*/やること無いわけないでしょに

今期は雪が多く、ホームグランドとしていた那須方面はまだ
かなりの残雪があると聞いた。今までその近くまで行ってみ
たがこの数年では無かったくらいの雪の量だった。
そこで那須よりは少ないように聞いた日光方面へと、ハンドル
を回すことにする。
勿論、川によりけりで行って見ないことには解らないのだが。


雪も緑も全くありません

すでに2時すぎだが3時間くらいは遊べるだろう、まずは渓
流を見渡せる場所へ行って様子を拝見。予想外に雪はなく
この渓が日当たりの良い地形であることを思い出す。
そう、初夏に行くと背中と後頭部が日に照らされて暑いのだ
が、明るい景色が気に入っている渓流ではある。

下流部には釣り人お一人様、なので車止の上から入る。
その辺りではあまり釣れた事がないけれど、今の時期はま
た別かもしれず。それに今からでは到底上流へは行き付け
ない、15分ほど歩いてテンカラりん。そして15分でイワナ
が出た、岩魚未満・イワナに満たないワナサイズ。
それでもひとつ釣れるとボが消え「ホ」と安心するもんです。

 
いずれは岩魚にワナサイズ                 もう引き帰えそ
.
しかしその後はサッパリ反応無しのツブテ、いつもより水量が多
いのは雪しろが入っているような。登るにしたがって日陰の残雪
が大きくなっている。

下の方がいいのかどうだか、1時間半くらいで諦めて戻りましょ
う。車止め下に戻ると釣り人は居なくなっていたが、釣った後で
は難でしょうね。
それでも太陽が山に隠れて時間的には良い宵時間のはず、そ
れを頼りにテンカラりん。

落ち込み脇でドライに元気良く飛びついた、20cm弱のほんのり
オレンジ。ここにはもっと綺麗なオレンジが居るはず、大きさが足
りないせいなのか。


やとっとこイワナかな

その少し上流の巻き返しで軽いアタック!、空振りだ。
さっきのよりは型がいいと思ったが。

その後しばらく反応が無くなった、20分ほどして空振りポイント
に戻ってみる。
浮力を失った事もあり毛鉤を黒ボディーに交換して、同じポイン
トに振り込む。誘わずにそのまま・・・。
チャポ!、やはり軽い咥え込みで掛かった。
オレンジに光るように見えた、これなんです。

薄い黄橙に柿色の鮮やかな斑点が美しい、張りのある尾びれ
も美しい23cm。


「宝石のよ」 はオーバーかな 

一昨日の釣果と比べたら数も大きさも雲泥の差、しかし
どっちが楽しいかって。?
どっちも楽しいテンカラ岩魚釣り、に違いは無い。
自分で巻いた毛鉤を信じて、あちらこちらと谷をさまよい
辿る渓。
釣って食べる訳でもなく、たかが遊びなのだけれど、な
んとも楽しいものに出逢えたものです。
今更ながら。

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