今年初めて、雪の無い道、無い渓流

2005 4月02日(土)栃木 一年ぶりのR沢

行き先は決めていた、昨年見つけたすこぶる綺麗な水の渓
流だ。なんて事のない林道を行く、緑はまだ笹の葉程度で
色気は無いが嬉しい。
2回目のイワナ一匹は雪の中のまぐれイワナのようなもの、
今日はなんだか・なんだかナー。ナンだ!
雪の無い川の傍を歩くのは今期初、やっと開店「てんから岩
魚釣り」って感じなのだ。

沢音に誘われて流れに立つ、この辺ではたしか釣れていな
いが何処でもいいからフリ振りスタートいたしやしょう。
先ずは標準ラインでセオリー道理ってテイで探ります、しかし
反応ありません。良さそうなポイントが続くが、まだ早いのか
何事も起こりません。

対岸へ渡ったその足元に岩陰に、居ましたイワナが逃げ惑う
のだ。そうだ!、好きな短ラインでの岩魚P探しの狙い打ち。


喜びの一つ目

流れの脇の深めのトロ、そう言ったって今時ではまだ出ない
やね。出ました!、カッポと。
サイズの割りに尾ひれが大きな23cm、やっぱりサビている
けれど。
ここでは対岸の深みで沈んだ毛鉤にアタリ!、軽いワナ君は
空中でポロリ。
しかし楽しい、まるで一挙に岩魚の季節がやってきたようだ。
岩魚って思わず漢字で書いてしまった、けど。

その後一時間以上も魚は出なかったが景色を眺め、ポイント
を探し、やさしい春の日差しを受けて、これぞ川で洗濯だ。
春先は「川の選択がモノを言う」、って誰か言っていましたが、
汚れた肺と汚れたなにやらを川で洗濯致します。
*/それはTさん、あんただけ〜

登ってゆくと日陰には残雪がチラホラあって、見覚えある所に
出た。
ここは昨年岩魚らしいきを見ているポイント、しゃがみ込んで
手前から毛鉤を軽く打ち込んでゆく。


驚きの二つ目

 
こんな床ですP                    黒くて痩せてて長岩魚

沈み石の向こうへ4投目・・・・ゆっくりと岩陰から黒いもの
が出てきて、ゆっくりと咥えて、ゆっくりと向きを変えた。
のを見てゆっくり会わせを決める、ググッ・・・。
もうゆっくりはしていられん、漢字サイズと見えたから竹ダ
モ外して急いで確保。
意外にデカイ!って優香、長い〜。
嬉しくってメジャーを当ててみると27cm、うれピカどん!。
*/(詳しくは26.8cmってとこかな)

その後は一時間ほども何もなし、日陰の雪が大きくなって
きた。先週はHSであの雪景色だったのだから、無理もな
い。
大きな岩の下、緩い流れにイワナを発見。
そっと接近してポトリ、パシャ!。
食い損ない〜。
まだ食い方を、思い出していないのも居る様な。


日影の谷にはしっかりと雪

谷が狭くなった所でドカっと残雪、残念。*/止めておきます
侍切り
帰りの細道は?と岸に上がってみると、雪の上にはなんと
上流へ向かってる足跡が。フエルト底の新しい足跡が一人
分、そうか車が一台止まっていたのだった。
これからあっちこっちで不味い雑炊になるだろう、川で洗濯
いや川の選択・・・いつもの事か。

さて、ボ・1・ボ・ときて今日は2、ってことは次回はボ。
んでもその次は3、っで一文字・尺まじり!。ってかァ

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