2004 9月3日 三年目の宮城の谷

偶然回り逢った東北の渓流は、まさに遥かな谷だった。そしてその上
流に居るであろう岩魚を想い求め叶わなかった奥地はそれこそ羨望
の谷と呼ぶべき渓流だったのです。

25年の歳月を経て上流の岩魚と出逢えたのが3年前、「遥かなる羨
望の谷」と呼ぶにふさわしいものでした。

おやじギャグがネタ切れしたのでしょう、なんか真面目・・・。
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急峻な沢を降る(下から振り返る)

さて、昨年も9/18に訪れているのですがそのレポの中に次のような記
述があります。

「つい先週にでも此処を走ったような気がする」
これは「気がする」のでは無く実際に前の週に走ったのです、「Tさん」と
一緒に。*/エーー!と驚くのよ。
しかしそのときは前日からの雨、無情の雨が降り続き朝のうちに栃木に
引き上げたのでした。


のびのびてんから、毛鉤は盗られない

さて谷底へ、最初は楽ちんだがすぐに藪の中にかがみ込むように
進む。前日にも雨が降ったらしく踏み跡は小さな沢になり、やがてほ
んとの沢と合流して険しくなる。

だけど・けど、川は昨年よりも更に埋まっている。
砂よりは少し大きいのと白くて綺麗なのが救いだが、深みが無いと
なると心配にはなる。


逢えた最初の24cm

一昨年の29cmポイントを同行者にお任せして、少し下流の気に成る
Pから釣り始める事にした。
居ませんねえ。

それでも入渓点に戻る手前のついでのてんからにビビっと来た、24cm
綺麗なイワナがご挨拶だ。
それからと言うものはイワナの世界に紛れ込んだような、いや紛れ込
んだのですよ。*/間違い無い!
.

虫食い青緑、実際はもっと綺麗だった
.
あきれる程に居る、と言っても過言ではないだろうか。
走るものあれば遊ぶものあり、食い損なうものあれば掛かるものあ
り。

大きさは無論様々に色も様々に、まるで海のサバの様に青緑の魚
も居た。白い斑紋が虫食い状でゴギのようなのもと、様々さまさま
イワナ様は面白い、「岩魚様」と漢字で書くのはおらんのか。

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次々釣れるから、大きさ測るのに忙しい
.

流石は遥かなる、綺麗なお魚さん
.

結果発表!−−−優勝・Tさん・13〜4匹、24cmまで。
            準優勝・てんさん・10匹、24cmまで。

以上!。
尚、金メダル・銀メダルはドーピング検査の反応をみて授与され
ます。
君が代と国旗掲揚は、各自自宅で遂行しておくんなひゃい〜。
*/あのねェ
ドーピングの結果は両名とも「陰性」でした。
よって発表の通り確定いたしましたァ。
*/・・・
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細尾根急登の戦士の休息

楽しいてんからりんの後はこれまた楽しい?仕上げが待っている
、しがみついての崖直登20分・細尾根登り15分・スーハー5分休
憩・藪コギ20分。

この退渓路を一人で見つけて突破したのはたいしたものと、自分
で誉めちゃって。

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            04年の記録メ二ュー
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