2004 8月7日 日光くずれ沢、新規探索 今回は地図に水線も名前もしっかりある、したがって駐車場所や 下流域の写真はチョビットしか公表出来ないのさ。*/ナゼ・ケチ・ ボケ!、スマン。 地図を頼りに歩き出すが、よくも地図に載せたもんだとぶつぶつ言 いつつ歩きつつ、昔は道がこれしか無かったのだろうと思いつつ。 |
これが道らしいですね
目指す川の入り口に立ったのは約一時間後、他の釣り場と比べて もたいした事はない。かな 渓流に下りて進むがその辺りでは全く魚の気配は無い、一振りした 後は竿をしまってジャブジャブと歩く事にした。少し行くと落ち込みの 下の大きな淵、両脇は巨大な岩と岸壁に塞がれて進めないのだ。 やむなく巻き道を探して小山を越える、ガレ場を木の根に捕まって何 とか降り立った。こんな所ならいい釣りが出来るのでは内科医・外科 医。*/小児科医 |
甘かった、しばらく行くと直瀑だった。 どうりで入渓路がはっきりしない、それほどの奥地でもないのに踏み 跡が薄いのは一度きたら二度とは来ない所に他ならず。ザンネンでし た~。 しかし何とかこの上に行きたいモンです、そんな所に岩魚が沢山居る かも知れず。地図を眺めながらの一休み、あれやこれや地形と比べ て考える。 すでに2時間45分が経過していたのか、これは諦めて場所を変えよう か、だがしかしこんな所だからこそ其の上に良い釣り場があるのでは ないか。 さらに上を目指す、それこそが遥かなる岩魚釣りのロマンなのだ、た とへ釣れずに終わろうとも。 |
この踏み跡は行けませんようで
雑木林を進み、険しい崖をへずるが誰かが同じ思いで歩いているの は確かだろう。 どのくらい歩いただろう、沢音が大きく聞こえて急ぐ。いや流れの音 では無く滝の音だった、またもや滝の出現だが滝の上に出たのだ。 しかし滝の多い地域だ、付近の地図を見渡しても滝の無い川は無 いような。とても素晴らしい滝だがこの景観はここに来なけりゃ分か らん親鸞・胡蝶蘭。*/ そこからはし極普通の渓流である、この普通の渓流がとても良いの である。苦労して辿り着いた普通の渓流に胸のトキメク思いがする、 この感じ分かりますよね*/ハーイってどなた。 |
普通の渓流がいい感じ、漢字?
とりあえずてんからりんと振ってみる、何の反応もないから竿をちじ めて歩くことにした。落ち込みとひらきと瀬が連続するが気配はない、 大きな落ち込みを幾つか越えた。そして突然走った、何匹かが稲妻 のように走ったが待望の出逢いでもある嬉しい走られだ。 ここから釣りが始まるのだ。 そっと次のポイントに接近して白泡の切れ目に振り込む。岩魚がカポ っと水面で反転した、ピット合わせるとググっとときてプツンと外れた。 ナなに・・・毛鉤が無い・・・合わせ切れ、最初の当たりが・・・チビで は無い。 次のポイントは浅すぎるのか三度流して無反応、ならば落ち込みの 脇をと進む。しかし3匹が走った、手前と右側と左側から落ち込みへ 隠れた。すると落ち込み脇からこっちへ走って稲妻型に逃げ惑う、 いったい何匹居たのやら。 |
気の早い紅葉が 気の、いや胴の長いやつが
次は一振りで走られた、一匹が走ると何匹もが走る。 やっぱり腕が悪いのか、うすうす感じてはいたのでありますが。 */うすうすなんだァ 次は1mほどの落ち込みで脇に深めのトロがある、短いラインに変 えてポンと落とすと底からジャバと食らい付いた。強い引きに慌て てタモを出すと上がってきたのは漢字チョイの25.5cm、素晴らし き体格と尾鰭にほれぼれしてしまう。 |
落差がきつくなって短ラインの狙い打ちがやりやすくなった、すぐ上の ポイントは岩の向こうを胸の高さで流れている。岩の間からポンと流す とこれも一発でググときた、少し細いが丁度漢字サイズのメス岩魚。 なにか凄い所に巡り合ったような気がしてくる、きつい登りとわずかな 踏み跡を探り歩いた事がむくわれたような。 ここは何処か、AとBの次ならC沢と呼ぶべきか。 . |
大きな落ち込から離れた岩の岸よりに細い水が落ちている、その 間のトロ場は誰でも分かるポイントだが。これも一発でキラリと光っ て26cmの太い岩魚の抵抗を楽しむ。 どれも扇のような素晴らしい尾鰭の張り、三ッつ連続漢字サイズと は、そうある事ではない。 この先一文字・尺も有り得るかも知れない、そんな気さへしてしま う。 |
しかし、そうは甘くは無かった。 12時の雨・・・それだけならいいが雷さんだ、熊より怖いゴロゴロ 様だ。 これからと言う時だがしかし、もう一度挑戦しに来いと言う事かも しらん。一度くらいで分かったような気にはさせんということかもし れず。 NEXT くずれ沢Prt-2 .. |