2004 6月19日 開拓、那珂川支流

昨年から探索をもくろんでいた大支流の支流である。
その入口へは、林道終点からかなりの時間を歩かねば届かない遥
かな沢。
はたしてどんな流れがあるのだろう、岩魚が居るのか居ないのか確
証がないがだからこそ行ってみたい。それこそが岩魚釣りの醍醐味
と、・・お魚居なけりゃお散歩だけど。
まっしぐらにそこへ向かって歩きましょう、バカな長でなく渓流足袋に
履き替えたのは今期初だった。


ジャンプ見ちゃったからァ

しかーし途中も綺麗な川が流れている、何も居ないはずの無い渓流を
見ながら渉りながら登るのである。どうなのさ、途中に魚はおらんのか。
一息入れて立ち止まった、その時。
バシャ!。
ライズを見せられて知らぬ振りが出来ようか、でけまへん。
竿を取り出してしまう、漢字サイズのジャンプを見ての途中下車はアッと
いうまの一時間を費やしていた。空振り〜。
ハイハイ・先を急ぎましょう。

今日は曇り空だが蒸し暑い、それでもドピーカンよりは歩き易いかも知れ
ない。流れの冷たさが足袋の足に心地よく染みる、また気を引く良さげな
淵がある・・・ハイハイ・先を急ぎましょ。


狭いヘズリはチョッピリ怖い
.
ようやくその上流に到着、昨年見た時より大分流れが細い。
登って行くと狭いヘズリがある、それを越えると大きな岩と小滝が連続
する険しい谷だった、水色は過ぎるくらいに透明で魚など住まない済ま
ないゴメンな際。*/?

それでも結構新しいような足跡があるのは以外、いや以外とは言えな
いのが釣りの世界なんかも知れず。お魚居ないのに?。



別世界に入りこんだよな

大岩の上から様子を伺っていると岩魚が走った、居るのだ住んでいる
のだよ。
漢字サイズに走られたのが悔しいよりも嬉しかった、次は用心深く岩
を乗り越えて・・・イワナ発見。
この際大きさはどうでも良い、とにかく一匹吊り上げて記念のPhoを亀
に収めたい。
ラインは届きそうだからそのままの位置からキャスト、一発で決まった
イワナはワナサイズだったけど。

それでOKこれからが本番だ。
から400m程も登ったろうか、そこいらあたりで流れは細くなった。
。そして岩場の下に流れは消えてうせちゃった、なんじゃもう御仕舞な
んだかね。


とっても綺麗な流れ

引き上げの方が落差がきつく感じる、間違えると降りられずに戻って
ハイやり直しとなる。
岩魚釣にしてはのんびり出発したのと、途中のお遊びや一休みで時
間を使ってしまった。今度早起きが出来てしかも行く床に困った、なんて
時はもう一度挑戦しようでは御座らぬか「のう越後屋」。*/って誰
.

取りあえず一ッケ、かーいいーワナ君
.
時間が余ったので戻りながら本流をてんからりん、歩き通しでは疲れ
るから休憩しながらのながら振り。
当然のことに朝の漢字ジャンプPを楽しみにしていた、しかし今日は駄
目の日のような。
枝に絡まって取られた毛鉤を付け替えていると、上から派手に鈴を鳴
らしながら二人の若者が降りてきた。こちらが岩陰にいたので気が付
いたようだがそのまま下っていった、ポイントにしゃがんだまま見送る。
結局にだーれもお相手してくれず。
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流れは消えちゃった
.
ではこちらも引き上げるといたしましょう、あー疲れた。
四日前の上流詰めが効いているのだろう。
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04年の記録メ二ュー