2004 4月17日 小渓に岩魚、新規R沢

まだ暗い内の出発だったが矢板に入る頃にはすっかり明るくなってきた、
前を走るトラックを追い越すとかなり前方に白いセダン。だんだん接近す
る、一台を追い越すと勢いが付いてしまう。オットっと屋根に赤い物が
載ってるじゃん、パトカーじゃん。


そこどけTENさんのお通りだ          今日はウンが向いている

パトカーの先導はゴルフ場手前の三角地ファミマまで続いた、ピッタリ60
キロ定速走行ごくろうさん。買い物は関谷の7/11が那須・塩原以遠の定
基地になっている。

三日後に上流探索を控えているからきつい所はご勘弁、簡便な所へ向か
います。ってドコサ・仙波山にはタヌキがオッテサ、お初の渓サ。


こんなカーイイー渓にイルカ・オルカ・イワナ

何と!第一投でイワナがきた、22〜3cmの綺麗なイワナだ。
正確に言うと手前の岩影のトロをチョンチョンと探った後だがキャストと
しては一投目。今日はどうなってんだ・そうなっちゃうんだ、
どうにでもなって舞う。
しかしそれから二時間以上アタリ無し、そうはうまくはいかないが一つ
出ているから時間が掛かる。


最初は向こうの岩から下をチョンチョン             左側から第一投で、きちゃったの

浅い淵の前でおにぎり食べ食べひと休み、チビワナが出てきた。10cm
くらいかと見ていると兄貴分が一つ二つ、おやおや親らしき保護者らしき
もお出ましだ。
短いラインに取り替えてホフク前進ニジリ寄り、ポトリ!。
チャパ!、グングンーー。
やった、以外にデカイ!。
ジャポン・・・・・バレた・・・・・。
短いラインでこいのぼり状態、意外な重さでズボっと抜けた。
あ〜〜〜ァ。
しかし、その上の岩陰落ち込みで泡の中から飛びつくように。23強イワ
ナだが、さっきのバレはこれより5cmくらいはデカかったよな。


イワナと同じ水を飲む、天然水と天然イワナ

岩魚は変な所にも居るから面白い、私の場合はヤマメの渓でも岩魚ポイン
トを探して狙ってしまう事がしばしばなのだ。
だから釣れない、って事もあるような。
でも突然・・・ヌっと出たりして。
ほんとに出た、18cmくらいと小さいが、上から見るとオモチャの鮫のよう
に見える。
っと、それが団々大きくなる、まるでズームアップするかのように20cm。
浮き上ってそれ以上にデカくなる、で・ゆっくりパクリ。
潜られた、岩の間に入られた、竿のテンションをかけたまま少しずつ引く。
・・・ズ・・・出た、壷から出さなければまた潜られる。
バレてくれるなと抜き上げて浅場へ、すかさずタモに納めたのは26cm。


   今日一番は26cm、今期初の漢字で岩魚

逃げられたら大変とタモの下から掴んでの記念撮影、最初のイワナと大きい
のは竹ダモ写真になってる訳。かっこよくもう一枚撮ろうと流れに入れたら、
案の定大きく反転して逃げちゃった。
あぶない危ない、でも鮫のズームアップは忘れられないシーンになるに違い
ない。


イワナならではヤマメはおらん               少し小ぶりになってきた    

ところで、今回の毛鉤は中さんと与之介さんが送ってくれた「カケス」、そうあの
ナマズ岩魚を釣った縁起の良い青と黒の羽根を使いました。やっぱりてん空さ
んにはカケスが当り鉤、お二方ありがとさんでありまする。
そして枝カラリンの盗られ鉤も、一本だけの黒字決算消費税込み。
今日は出来すぎかも。

そこで一休み、足をなげだし摩ったり揉んだりして小休止。


コレが平均くらいのよな              ヤッパリ小ぶりに、黒ワナ君

トロロをモグモグしていると前のトロにお魚さん、静かにしていると出てくるトロ
場。後ろからフワリと投げた、落とし場が外れたがイワナが見つけてヒットした。
次は岩陰にひっそり構えている頭が見えた、今度は提灯仕掛けで毛鉤をポトリ
・ヒット!。
日陰のワナはまだサビていた。


そろそろ引き上げ時らしい          釣れてこその渓流トロロ

流石に型が悪くなって流れも小さく浅くなる、足も痛いから引き上げまし
ょう。

こんな渓流は宝物、大切にしなければいけません、年に一度と決めまし
た。(またかい)
ここが何処か?なんて聞いてはいけないのです。

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