2003 9月27日 南会H川支流

さて、毎年の事ながら淋しい時期がやってきました。
最終日を何処で迎えようかと考えていた、このところ南会で納竿式
を執り行っているから例年の通りに成りそうな。只、どうやらあちらこ
ちらで増水しているらしく「お魚さんが歓迎」とはいかないようですが。

とにかく御天等様さへ顔を出してくれて、のんびりノホホン渓流を歩
ければそれで良のだけれど。(本心!)とは言うものの、初めから釣
れなそうだと解っていては入る気がしないもの。(?)
そこで今期2回行って2回とも反応が有ったのに釣れなかったH川
の支流H沢へ、やはり悔しさが残っているからね。

           
              予想以上の大増水、これは不味い雑炊

4時に目覚ましが鳴って、も一度目が覚めたのが6時。
現場着が9時半、入り口にはすでにエッサマンが二人!駄目ジャン。
その辺りでは平水という感じなので上流へ、行ってみりゃありゃりゃ
の大増水。
トロ場を見つけて振り込んではみたものの音沙汰無し、撤退!。
となりのトトロへ(所)いってみよ。

Ks沢
そこは夏にもここの帰りに寄ってみた所だが、今日はどんなんかなと
覗いてみるとよい流れ。そかし夏のチョロチョロ流れからすると期待
は出来ないけれど、歩けない増水よりはいいかなー。

         
             流石にあまり入らないようではある、魚も居ない?

砂が多くて岩魚には不向きな渓相だが、折角入ったのだから堰堤ま
で行ってみよう。
小さな落ち込みの肩石に足を掛けたとき、ヌっと走られた!。
デカイ!、一文字サイズ間違い無し。。。
ゴギのように頭まで斑点がある大物・・・、後の祭り・奉り・おまつり。
・・・しばし動けず。

そんな御褒美?を頂いてしまい、上流がどんな渓なのか見届ける事
にしました。あの岩魚に釣られてしまい、上流探索ご挨拶。

   
      きっと川に出るでしょう            滝の上に出た、下を覗くと岩盤滑滝

二つ目の堰堤が越えられず、巻道を探していて山道らしきに出る。
こういう道は川から離れそうでも必ず上流で渓流に出るもんです、そ
う願いつつ登るのです。
20分くらい行くと急に流れの音が近くなり、案の定渓流と合流した。
滝が一気に落差を埋めたのだった。
合流した渓流はどんな床?、なな・滑床!。
ひょっとしたらの渓流を求めて更に登ってみる、まるで春の新規開拓
みたいになって。これもあの岩魚のせいなのね、んでもこんなの嫌い
では無いもんね。


     滑床は床まで(どこ)行っても滑           滑床、これって滑茸・ナメコ茸?ちゃう。

石ころが転がって渓流模様になった、が次ぎのカーブの先はまた滑
床・なめんなよ。H750m付近で諦めた、先はまだ舐められそう。
わからんキノコをD亀して撤退。
「尺物に 釣られて滑床 足もつる」

余談ですが
犬の散歩をさせる時にビニール袋と小さなスコップを持って行きますが
、そしてその格好で犬を忘れたのが三宅裕司の奥さん。出合った人に
「芋ほりですか?」、と聞かれ何と応えたのかは知りません。

        
               見慣れた大川、ひとっ風呂浴びて夕涼み

来年の増水時には絶対ここに来る、一匹しか居ないらしいがそれこそ
主”に違いない。たとへ釣れなくっても走られても、俺だけ知ってるここ
の「尺もん主!」。

竿納めに成るかと思っていたけれど、大事な事を忘れてはいませんか。
昨年は熊さんD亀スクープで納竿式としたのだ、今期も熊さんに挨拶に
行かないと行けません。ほんとかい?。

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03年の日記メ二ュー