2003 5月14日 那須O川とT川

O川
昨日の釣行で太ももが痛いワ・二の腕の裏が痛いワ、本格
シーズンを迎えるにあたって良い鍛錬には成ったような。
このO川は大雑把に言って4ヶ所の入渓路があり、成果は
別にして三ヶ所は足跡を残している。残るは下から2番目の
ルートなのだが。
10年くらいい前に探索して一ッヶ所は苦労のすえ崖に出
くわして退散、二ヶ所目は渓流に出たものの増水時期にあ
たり目前で撤退した記憶があった。

そろそろ水も引いているだろうからと挑戦してみる事に、挑
戦とは大げさだが結果的には挑むという言葉が当てはまる
厳しい戦いではあった。

 
大木がボッキリ              涼しい景色

二ヶ所の下降点のどちらがどうだったかを忘れていたが取
りあえず下降をはじめる、間もなく白いロープが張られてい
たが掴まる目的ではなくルートの目印らしい。
ほとんど木に掴まりながら次のルートを探しながら降りるの
だが、それでも枯草に足をさらわれ転落しそうになる。そん
な具合だから履物は何を使っても滑る時は滑る、「ゆっくり」
しか方策は無いようだ。
右手の窪んだ斜面が沢になって水が流れ始めたのを見て
、これは行けないルートだったかも知れないと感じはじめて
いた。

3回の休憩を入れながら1時間かけて行き止まり、右手は
沢が滝となって落下し左は岩盤の崖。足元は草木が生え
てはいるが垂直に切り立っていた、20mほど下には流れ
が見えるのだが。
飛び降りたい衝動にも駆られたのだが・・・。

 
真下に流れが・・流れガ〜         可憐な名知らぬ花

戻りの急登は当然ながら更にきついもの、安易に下降を
始めた事を後悔しながらの2時間掛かっての逆戻り。
3回の休憩毎に汗が吹き出る、立ち止まると空気も止まる
から暑いのだが休み無しではとてもじゃない。

背中のザックには渓流で食べるべくのトロロ蕎麦が入って
いたのだが、果たせなかったトロロならぬトホホそば。前回
のZ沢で相棒が一人で旨そうに食いやがった、そのリベン
ジをも果たせなかった3時間の格闘であった。
収穫は両足共に痛くなるほどの格闘に右膝が悲鳴をあげ
なかった事、完治宣言いたしませう。

O川の車止めだが、崖ップチの角スペースは方向転換用で
あり止めるのは林道の石垣のヘリがマナーに成っている。
この日もジムニ−が転換スペースに鎮座して向きを変える
のに苦労させられた。プンプン!。。

T川
このまま帰られりょうか、しかし疲労コンパイ足痛い。
歩きの無いしかも魚が居るのが確実と思われる所、アッタ
!今期初ヤマメのT川へ。

 
何の変哲も無い                   瀬に出ていた

減水が心配だが行って見ない事には話にならん、入ってみ
るとそこそこ流れていて一安心だ。前回のポイント近くまで
は飛ばして行くが一回のアタックがあった、しかし食い損な
いはここの魚が下手なんだよなー。
最初の淵ではライズが見えたが、見通しが良い分ホフク前
進でも感付かれてお隠れあそばされました。

次のポイントは前回のヤマメPなんだかんね、いけそうなP
なんだ感ね。どっこいその手前の瀬でガツンとキタ!、予定
より早い嬉しい衝撃だった。


来月には山女魚(漢字)に育つでしょ(又来る気ィ)

居ても20cm前後とたかをくくっていたからタモ無しで来た
、予想外の当たりに不安が走ったが上アゴにがっちり決ま
ってる。
何時もの事ながら先ずの一匹は、うれぴー・法ピー・○○
ピー・・・/考え付かん。

すぐ先の肝心のポイントでは確実にサイズアップのバシャ
ン・アタックがあったが、又食い損ないはヤッパリ魚が下手
なんじゃァ。そして二度と現れないのも前回と同じだ。

ともかく24cm泣き漢字ヤマメに育ってて、疲労コンパイに
泣いた後での泣きの一匹ということでござりまする。

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03年の日記メ二ュー