2003 5月1日 南会津大川支流で24cm

毎度の事ながらこの時期の会津は増水している、解っちゃ
いるけど出かけるのだ。年券の購入と「お気に入り」の渓に
ご挨拶、それと雑炊が早く治まりそうな沢を探せたらと。
お気に入りへのご挨拶はもう一つ目的があって、この時期
ならではの山菜ですね。
つまり山菜雑炊!ってことであります。

L沢支流
先ずはお気に入りへ行く、ヤッパリの激しい雑炊で竿を出す
気になど成ればこそ。それでも昨年の金色岩魚のポイントを
確認に歩いたが、渓相が少し変わっているのと水量の違い
で直ぐには見つからない。

GoGoと言っているけどいけません あのポイントだがお魚さんは?
激しい増水で・どころでは無い         一応あのPを確認だけ

対岸の大きな岩を見つけてやっと安心した、増水だが一度
は釣りの体制をしてみようと岩陰のたるみへプレゼント。
なーんの返事も御座いません、沈めてもみましたが音沙汰
ありません。さいならー。

では第二目標の山菜ポイントへ、こちらは逆でコゴミはすで
に葉っぱが広がり只の草ソテツに育ってしっまてる。先週の
馬鹿陽気のせいだろう、タラッポも丸坊主でこれは地元の
人に地の利と優先権があるからしかたないでしょう。

お得意の余談ではありますが、山菜と言うには余りにポピュ
ラーなフキノトウについて。
フキノトウとフキが別の物と思っている渓流師がいる、と言う
話を聞いたが本当らしい。確かに全く別な形をしているが、
葺の塔だからフキノトウなんだけどなー。

もしかしたら昨年の日記にあるコゴミを知らないテンカラ師と
おんなじ人かも知れない、それなら許してあげましょか。
(心当たりの方、ゴメンチャイ!)

大川支流M
雪代が早く治まりそうな小渓をと考えてM川へ行く、こちらは
おとなしく流れていてほっとしたものです。

川が道路を渡ってる 毛鉤にはスレていないらしい
道路の上を川が渉る!          こんな砂地に居たたたた

ここは良型をバラしてから今日が4回目になるのだけど、釣
れた事は無かったと思う。それでも魚は見ているから可能性
が無くは無い、そして入渓間もなくお魚さんに走られる。
砂底の浅いプールだから最初は仕方あるまい、次は用心し
なければと慎重になった。

暫く進むと同じように浅いプールだが手前の岩に隠れるよう
に接近、居た!広い範囲を自由に泳いで時折チャポッ。
敵の接近に感づいてはいない、さっきの教訓が生かせたよ
うな。
最初のキャストには食い損なって空振りだが平気で泳いで
いる、これはいけるでしょー・・・いけました。
アタックの瞬間が見えてガツン!と手ごたえは何とも言えま
せん、何度経験しても飽きる事のないものです。

毛鉤をくわえて泳いでる 愛しくて食べる気にならんよな
おーい釣られたんだよー                 春はやせてるか

20cmチョイ程度と見えたのだが意外な引きはイワナの24
cm、あと1cmで漢字で岩魚と書けたのにィ。泣き漢字?な
んて言い方は無いだろー、てんさんの勝手な言い回しを誰か
使ってくんなまし!。

すっかり気を良くしたものの続きません、マ・一つ撮れれば
良しとして山菜師に転向しましょ。入渓の時から気が付いた
が此処はコゴミが幾らでもある、勿論育ってしまって大方葉
っぱだが日陰の沢付近には美味しそうなのがコゴんでた。

採る人がいなかったらしく 日陰にはまだありました
まだ株が小さい開いたコゴミ       日陰の沢にはコゴンでた

さてお昼とは言えないおやつ時間に7/11のトロロ蕎麦、時
間があるのでもう一箇所の沢を見に行く事にした。雨の後に
良い型が釣れた事もある、との噂を聞いたことがあるのだが
さてさて。
下流は全く入れないU字谷と滝の渓で、入渓個所を探しなが
ら登るが入れないから又登る。かなり上流まで登ってやっと
流れの近くに出たが細い急流でその気に成らず。

今日はこれで勘弁してあげよう?イヤ勘弁してくらさい。
明日はかなりの歩きを覚悟しなければならないらしい、源流
接近探索のような。

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03年の日記メ二ュー