4月18日 男鹿川支流川、魚もかもしかも

昨日からのこの暑さは一気に真夏だ、普通なら寒さが気になる
この時期の何処でもベッドは布団が邪魔に思えるほどだった。
何処へ行こうか考えつつ6時に目が覚めたが会津は雪代の真
っ最中だろうし、かと言って那須の奥でも早すぎる。
男鹿川支流のお初の渓へボ覚悟探索だ。

昨日がボのままならそうもいかないが初めての渓流探索は大
好きなのだ、釣り心と旅心をてきとうに混ぜ込んで楽しもうでは
ないか。

支流も水量大目らし 雪のでぶりで車はストップ
雪代が入って白緑             デブリが林道をふさいで

男鹿川の水量も支流の水量もどれほど多いのか判らないが、
水の色から雪代が入っていると判断できる。
そこで支流の支流へ入る事にしたが、それでもかなりの勢いで
流れている。

途中にゲートがあって歩きになるのだが足のリハビリと様子をみ
るのに良いだろう、来月には本格シーズンを迎え長い歩きもこな
さなければならなくなるのだから。
ゲートの少し先で沢から雪が押し出されていて、どのみち車は行
き止まりではあった。
堰堤を越えても渓相はザラ場が続くアントニオ流れ、使いまわし
だから解るでしょッ1・2・3・ダーー。

堰堤下は気配無し 林道から岩魚発見したが
堰堤下は反応なし             やっとイワナが・・・見えただけ

水色は少し緑掛かっているが澄んでいて気持ちが良い、小石
の川底をすらすら流れている。時折岩が出てきたので渓へ降り
るが直ぐにまたザラ場になって林道へもどる、歩きの通算で1
時間は歩いたが状況は変わらない。

流れを眺めつつ行くと緩いプールが有った、いかにも魚が付き
そうだと目を懲らす。やっぱり居た、かなりの良型が悠々と餌
を追って泳いでいる。
下流から抜き足差し足忍び足、静かにストーキングでにじり寄
るが無理だよな。何の障害物も無い開けた所だしプールも浅い
し水は澄んでるし、でお隠れ遊ばされました。

此処はよほど歩かなければ渓流にはたどり着かないのだろう、
右膝が少しきしむ感じがしてきて引き上げることにした。

堰堤のプールはお魚天国漢字サイズの山女魚
帰りに気が付いた、堰堤のプールには沢山居る

堰堤まで戻って広いプールを眺めると何といるいるるいるいとい
る、まるでお魚天国のよう。
写真では解らないが見える範囲でも10匹は居る、中には一文
字サイズもいわゆる尺サイズもる何匹か。そっと斜面を降りてしゃ
がみこんで様子を伺うが、案外平気で泳いでいるしライズもしてい
る。

綺麗なプールの中で自由気ままにと言いたいが、食事をする為
にだけ盛んに泳ぎ回っているようである。
そこで白・茶・黒・沈み系と有る物色々と試してみました、がお魚
さんもそうして何時も試されているようです。しっかり見には来て
戴けましたが噛み付いてみる気にはならないようであります、ス
レていると言うかグレてしまっているのかも知れません。


もしか・かもしか、生きてます

すっかり遊んで戴いて、そろそろおいとまする時刻と成りました。
(何だか文章がヘン!)
林道に上がって歩き出そうとしたその時、真っ黒・イヤイヤ真っ白
なものってなんだってヤギさんでしょ。
ウンニャもしかの鹿さんでしょうカモシカさん。
こんなに暑くなるとは鹿と知らず冬毛のままの若いニホンカモシカ
、これは熊さんと違って怖くない。

さて後で気が付いたがあの堰堤、毛鉤でなく昆虫か川虫をフカセ
たら噛み付いてくれたのではあるまいか。この際は自作の毛鉤一
本!などと意地を張らず、「釣り」を楽しむのも一考かと存じますれ
ば・・・。
来週行ちゃおか!?。

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03年の日記メ二ュー