日記 2002 7月23日 富山イワナの谷-1 H谷と支流

イワナがある程度居る事と岩魚も混じる事、そして本流(と言っても支流)の
名前とその支流のいずれかが有望である。

勿論のこと山スキーさんの情報だ、前回の「黄金の沢」のときに1/5万地形
図をもらっていたからOO渓で釣れると聞けば直に地図で調べる。
但し名前も水線も書かれていない小さな沢だから、メールの内容から等高線
で想像するのだ。
旅心と好奇心が素になっている渓流釣りなら、その程度の情報で探して釣る
のも楽しいものだ。

   
    AのH谷、この上から始まる            花のような珍しいような?

信じがたいが「黄金の沢」でさへ1/5万に名前も水線も記載がない、知らない
者には偶然以外に入りようがないのだ。
ということはあんな沢にめぐり遇う可能性だって無いとは言えず、そう考えたら
よけいに面白くもあり不思議な所でもある。

そして「お天等様が見ていてくれる」と予報官お姉さんが言ったひにゃ、幸せ
イッパイ胸イッパイ。#
だあって・だって私は(おじんにしか分かんない)、 モン!♪
(お千代チャーン)
ハイハイ、唄ってる場合じゃないでしょ。


       特徴的な本流イワナ             22〜23がレギュラーS

11時にエリア着だが何時に家を出たかはご想像くんなまし、30分後に予想
の沢を探しに歩き出すが15分位で小沢に出た。それでは安易過ぎるでしょ、
その先へいってみよ。
だが踏み跡は消えてジャングルと化す、探検隊は進めないから本流へ逃げ
たのでした。

本流から次の支流を探す積りがテンカラせずにはおけない流れ、竿全長ライ
ンがのびのび振れる。
すぐに来ました22〜23イワナの美しいこと、パーマークの名残がヤマメのよ
うに浮き出てもちろんピンシャン透明尾っぽ。ヤマト岩魚のようでもある。
約1時間に4匹のご挨拶とくれば、ンもー最高ー!。


  寒天みたいにツルっとして             いい感じの本流、釣れるから尚の事

白い斑文がほとんど見えないツルッとした珍しく、そしてカーイー綺麗なイワ
ナである。本当に岩魚って面白い。

程なく堰堤にぶち当たるがその手前に小沢が入ってくる、これかも知れんぞ。
入って直に最初のPでは尾ひれの大きな23雄イワナ(漢字あるかも?)、次
は少し上の滝の肩で20cm。

         
                ひれピンピンで怒ってる?

この沢のイワナでは上流へ行くにしたがいオレンジの斑点が鮮やかになる、
ここもおよそ1時間に4匹なのだがちょうど良い連れ具合ではなかろうか。
こんな良き日はあるまいぞ、・・・しみじみ。

ただ一つ文句を言えば「漢字」が欲しい、計った訳ではないがチョッと足りな
い「感じ」がする。ねー幹事(って誰さ)


大物は用心深くお隠れせり

しかし、この滝壷には尺上が居たのだ!。
手前の肩で釣ったので「こんなもんか」と立ち上がりの振込みに、ぬっと出た
大物が食いつく前に早合わせ。手が動いてしまったもの。。。
慌てた・焦った・・・語呂合わせが見つからん、・・・諦めた。

一端車に戻ったが4時なら一休みしてもう少し、近くの沢に入ってみましょ。
小さな沢だが名前が付いているS谷で20と22cm、これで本日ツ抜けとな
る。めでたしメデタシ、何年ぶりだろか覚えて無い。

余談だが「ツ抜け」とは一日の釣果で使うべきもの、二日でツ抜けは文法上
は間違いではないが使い方の意味合いが違うのである。
三日で・四日ででは切が無い、二日で10匹というべきでしょうね。えらそ!
            
                  均整のとれたスタイル
今回は山中でのお泊りだからガスコンロと言わずもがなのカップヌードル、更
にドリップコーヒーも持参しての「豪華な晩餐」である。

人っ子ひとりいないH1kmへ今夜の内に移動して早めに眠るとしよう、オバQ
なんか怖くはないが熊さんのことはチョッチ気に掛かる。

さて、明日は今回の本命である「アジサイ谷」?。
本当はそこもHと名あるがさっきももHで区別が付かない、額アジサイがやた
ら多かったから勝手に命名アジサイ谷。
出来れば「尺もん渓」なんて名をつけてみたいもんです。

                 NEXT 7/24イワナの谷-2 あじさい谷


日記-02メニュー
.