2001 8月28日 南会〜塩原 増水

「ノンビリ・のほほん」がもっとうだから青空の下がお望みだが、お天気だけはそう
言う訳にはいかない。
天候不順でかなり降ったらしいし夕立もあるらしい、しかし一週間のローテーション
が巡ると行きたくなるなァ。(勝手な思い込みじゃ)

28日 会津大川上流H沢
予報官によると栃木よりも福島の方が天気が良い、とのお告げにより濁りの箒川
を横目に急ぎ南会津へ。
しかしながら本流は満タン状態である、予想出来たはずだから文句は言わずに支
流を見に行くとカフェオレ状態だった。

    
綺麗な沢も濁るのだ                1.3km上がると少し綺麗

ここでこれでは何処へ行っても「空き間辺」アキマヘンけど周囲を調査、中にはな
ぜか濁りの無い沢もあるけれど渓流の水色調査で初日は終了してしまう。
夜の予報官のお告げにより明日は栃木に戻る事にする、何処へ向かうはお天気
次第でござれば。

29日 箒川上流と支流
早朝の上塩原はもやの中、流れはと見ると「昔アラブのコーヒールンバ」じゃテンか
らリンは出来ないのかもねー。
それでも渓流調査は続行する、U沢は濁りが少ないと記憶にほのかにあるような。

  
朝もやの箒川              上流なのにコーヒー・ルンバ色

そうですその通りでした、下流でもほとんど濁りは無しで上流は下の写真のように
素晴らしい水色を確認。
6時に車を止めゲートから歩き始める、先着の4WDが一台止まっていたがはるば
るの横浜NOである。へえ〜!

30分で入渓点着!・・おや?竿が無い、竿ケースのフックがベルト通しに掛からな
かったらしい。急いで戻ると車の脇に竿は落ちていて無事回収したが30分の入渓
点に一時間半掛もかってしまったのだ、朝からアゴが上がってしまったのら〜/〜。
相変わらずのドジであるゥ。

  
増水急流でもここはきれい               全くにごりなし

途中の大堰堤の下に釣り人二人、岩の上に腰掛けて大物狙いの様相を見下ろし
「ここから上は我ひとり」とニンまり。
しばらく歩いて入渓点に降りようかという時にナンと上からの林道からお二人さん
が「こんちは」と、横浜NO車は満員の四ったりさーん。

ここには二十年くらい前から年に三・四回も訪れる常連さんなのだそうで、マ確か
に水は綺麗だし多くを望まなければイワナも居るし中々良いところではある。ガマ
も居る濁りが無いと言っても相当な増水でテンカラなんぞにお返事なし、それでも
予想外に青空がのぞいてテフテフが飛べば気もチンよか〜。

    
ガマは逃げる            蝶の口づけ受けながら

結局お魚さんは釣れずU沢を後にした、時間があるので幾つかの小沢にも入った
りの「のほほんめぐり」。
いよいよ帰ろうかと思いつつ矢板のコンビニで一休み、どうしようか?「ん!」そ
う・・・見てしまったのだ。

普段なら覗く事など無い小沢で確かな魚影を見てしまった、まさかと身を乗り出して
走られたのは「漢字」はむろんの事その上の「一文字」もありうるヤツ。定位してい
る所の石に同化して赤チャ色の堂々たる体格を見てしまったのだ。


子ツバメはまだ餌をもらってる

今日は朝の「竿忘れの往復」が効いて足が痛いし疲れもある、更にその日の内で
はまだ警戒しているやもしれず・・・明日にしようか。悩む釣り師を三匹のツバメの
幼鳥が見ていた。?そうかな〜

一番確実な明朝一番ときめた、その一匹だけの為にもう一泊する事に決めた。

疲れを取るため車のベッドでゴロゴロしTVとCDで時間をつぶす、しかし明日のヤ
ツとの格闘を思うと一杯やらナ眠れんぞ?。
ジョニ赤の水割りをやるのは呑めない釣り師の睡眠薬である、寝付きがよくてえら
く早起きできるのらからん。

  
普段の水量なら入らんよ        ここがヤツの棲家なり

30日 某小沢
!何の反応も無かったのだ、五時半からの行動にもかかわらず。
そっとそおっと近付いたのに、毛鉤を昨日のとは取り替えて臨んだのに、デジカメ
のBTも取り替えたのに、もかかわらず。
身体を隠しながらアタックしたからポイントを見ていないのだ、サトラレたのか?
始めから出ていなかったのか?。

奴いや「彼」は本流から遡上したのか上から落ちてきたのか、それとも人の手によ
る引越しリリースか判断のしようも無い。
いらい、たとえ小さい沢であろうと覗いてみたくなってしまう釣り師がひとり・・・。

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