2001 7月11日 会津、M川上流

前夜、さて明日はどうしようか一旦町まで下り食料を調達しながらずーと考
えている。熊居るしなー・小熊カーイーなー、写真撮りたいなー・一匹釣れ
たからサイズUP出来るかも?。決まりだ!熊さんなんか怖くない、ほんと
かい。

5時に迂回路の入り口に昨日の「止めとけ監視員」が居たので「熊に遇った
よ」と言うと、「居たでしょう」と自慢げに笑うのだった。日替わりで監視場所
を交代するらしい。
ゲート手前に車を止めて歩き出す、砂利の坂道林道は結構きつい。

やっと良い渓流が見えて来たが  林の間から時折見える流れはザラ
 場状の変化の無い早瀬が続き、ア
 ントニオ猪木流れだ(1・2・3)ダー!
 っと音がする。

 40分ほどで左のような渓流になっ
 たが林道工事中だ、右の近代建築
 現場のような写真は実は左とワンカ
 ットなのである。

新道の右端に旧林道がわずかに残っていて先へ続く、良い渓流になったが
降りられる所は限られる。尺物いかにとおぼしき滝壷もあるが相当な決心が
なくては降りられない、そうゆう決心はしないのら。

その先へ降りられる場所をみつけると苔むした流れは奥入瀬かと思わせる
ごとき、流れなり。

よじ登って戻れるか保証しません どの石も苔の冠

ブッシュがひどくてラインは振れないから提灯てんからのウエット&ニンフに
限られるが、一投目にアタリ。しかし掛からずその後はしばらくお返事なし、
降りられる所はしっかり足跡が苔に付いていた。
いくらも移動が出来ず、仕掛を仕舞っては道へ上がるか藪漕ぎするか。その
先は更に藪がひどくなるばかり、8時に標高800mヤーメタ!と。

ブッシュガードの中に尺岩魚?

戻りながらポイント探しの折口みつけ、ミヤマイラクサにカイカイしながら降り
たところでイイとこ見っけ!。イラクサがガードしていて竿抜けしているかもし
れない、と希望的観測。

ココは珍しく開けていて竿いっぱいラインが振れる、又壁際か・寝返り打つか
?(昨日のを良く読んでいないと意味不明)とりあえず白泡の消えかかりへ
ドライ・ショット。
50cmほど流れてバシャ!、ググーン!又また一発じゃー!!。

漢字居和那クンだよーん 当たり前の所に、藪には尺?

昨日のパシャ!グーンはPのパシャ、これはBのバシャ!ググーン!(13日
朝に状況追加記入を読んでいないと意味不明)サイズUP間違い無し。
写真はフラッシュで飛でしまっているがオレンジ斑点+細かい白斑点の日光
岩魚、思いきって漢字で岩魚と書いてまう。
最近は元気リリースをも心がけているので、ちゃんと計る事もしないからアバ
ウトcmではある。

天然とおぼしきそのお姿を拝聴し、早々と水流へお戻り願う。じっくり探せば
まだまだ居るのだろうが、初回の調査であれば例によって”このくらいで勘弁
ね”。

イラクサ、春に取りに来よ

ミヤマイラクサは早春の新芽がえらく美味いらしい、先っぽの若葉を積んでみ
るが食べられるのだろうか?。
一匹釣れれば勝利者のような気分でご帰還だ、ノホホン新規開拓計画が成
功と言えるかどうかは???。あとは熊さんの写真が撮れたら言う事ないん
だけど・・・、クマさん居なけりゃノホホン計画成功だわさ。

熊鈴はしまい込んでテクテク×2、下りの砂利林道は登りよりつらい。おまけ
に日陰の無い炎天ロード。昨日の双子連れ熊さんポイント近くにさしかかり、
デジ亀を手に静かに歩いたが遇えずじまい。残念でしたと言うべきか、いやい
や良かったと思うべきなるや?。
「ヤってけ監視員」さんも「止めとけ監視員」さんも、ありがとさんと思うべき。

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