2001 6月18日 那珂川水系上流2

ここは今期二度目だ、来年に取っておきたいと思っていたのだが
予定道理にはいかぬもの。
予定の渓に先着Carが2台居たのだ、平日だと言うのに月曜だと
言うのにもー、</*お前もだ!>。小さい沢だし三番目ではつらい
でしょう、何処にしようか迷ったあげくの奥の手だった。

 
       木漏れ日は良いけど         ほんとに居るの?

ここにも先着が2台いたが乗用車だから奥へは行くまい、あの往
復小一時間×4ルートは知らぬだろと勝手に読んだが正解だっ
た。
車を止めて歩きが始まるが石ころのゴロタ歩きが結構辛いからなる
べく林へ入る、ゴロもあるがハヤシもあるでよ”古ー誰も知らん。

第一ポイントは小一時間だが第二ポイントは30分程でクリアした、
前回はハアハアタイム(休憩)が長かったのだ。さてお魚さんは在
宅なるや?、暫くはテンカラに反応無だがその内出るはず心配無
用。


大きくなりました

底が見えないのは白泡の下だけ、美しい淵に見とれてしまうが前回
もここで釣れている。この付近では一番の「天然P」であるがドンナン
カナ?。
居たー!、発泡の切れ目にポトリてんからでカポリとでたんから。最
初から「漢字岩魚」のお出迎えに感激の言葉もあればこそ、立派に
育ってイカッタね。
本物日光岩魚は斑点が小さく、黄色とオレンジで背中まで斑点のま
まで虫食い模様ではない。

放流のヤマメ・イワナ・虹鱒まで混生するような本流ではたまに支流
から落ちてくる天然ものが居ても、そこで生まれるイワナは雑種にな
ってしまう。いまや貴重な魚なのだ。

 
もう少しで漢字でしょ             居るという字に見えた石囲い

次のイワナは八寸弱、「ここに居るよ」と書いて有るように石に囲
まれた瀬の終わり、黒系ウエットにゴツンと来た。
お次はタモの要らない七寸強が同じ毛鉤に食い付いた、昼から
の曇り空が幸いしたと思われる。
しかし・・・こんな所の貴重な岩魚をも、殺して並べて写真に載せ
る人も居るのだ。下流のものはまあ良いとしても、天然物は大切
にしたい。
是非ともリリースを、それには毛鉤釣りの楽しさを体得してもらい
たいと思うのです。

 
型の割に引いた        サクランボだと・・・

さくらんぼは朝がたの移動中に見付けたもの、摘まれた跡があるの
で一粒頂くとこれが「渋い・苦い・マズイ」!、ねえこれサクランボ?。
さて今回は第三ポイントを見に行くことに、そこには今までと全く違う
流れがあった。
本来はそこからがこの渓の核心部に繋がるのだが、それは来年の
お楽しみとしよう。

帰り道にも良いポイントが誘うのでテンカラリン、しかし空振りお返事
なし・良い渓なんだが・・。


薄暗く成っていた

戻ってくる頃には薄暗く、ゴロタ歩きが足に来るが充実の一日と言え
ない事もなし。その割に疲労感がひどく無いのは夕べもらって呑んだ
黒酢のせいかもしれない?、一日では利くまいに。

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