2001 6月1日 鬼怒川2

今もまざまざと残るバラシの感覚、誰でもがリベンジに向かうのは
当たり前だのクラッ/(あまりに古い・シドイ)。
11時に取りあえず大場所に入ってみるが当然ライズは無い、それ
でもヘチから徐々に中ほどへ20発ほど打ち込んでからバラシの現
場へ向かう。

うす曇だがすがすがしい陽気ではある。先着のアコ−ドあり、アリリ
・入渓したばかりのFFトリオが上流へ向かっている。場所を変えて
2時間後にふたたび現場へ向かう、FFトリオは何処かへ移動したら
しく誰も居ない。
それでは例のポイントへ、その10m手前から用心深く抜き足・・忍び
足。

      
先ずは大場所を偵察              飛行機雲は何の兆し?

居た!石の影に、おそらく同じ岩魚だ。ギッチリ結んだドライを水面で躍
らせてポトリ、スーと寄ってきて鼻ズラでチョンと一突きし、大して急ぎも
せずに例の大石へ隠れてしまった。
なんとリベンジを食らったのは釣り師の方でありました、感嘆!。
一週間前の格闘を覚えていたのだ、脱帽。

           
           熊にモグラに続きカナヘビときた

静かな場所を探して一休み、近かごろ休憩が多くなってきている。さっき
の岩魚のリベンジに感心しつつ、夕まずめに再々挑戦か、そしてかの大
場所へもと思いは巡る。

しかし「渓流釣りがしたい!」と思った、楽しみ方は其々あるものの・・・。
美しい流れが苔宿す岩をぬい、次はどんな落ち込みか・いかなる瀬か・
果たして居るか居ないのか・・・。対するは岩魚のみだが大きさなどは時
の運、今までにうす暗く成るのを待って釣ったことなど一度たりと無い。

それがTENの楽しい渓流釣り、大物に振られた言訳だ!と思いつつす
でに車は南会津に向かっていた。


6月2日 大川支流

朝の緑の谷のすがすがしさ、雪代が治まったばかりで何時ものこの時期
より良い流れがあった。三十分ほどして壁際でカツンとアタリ、ビビッと引
く心地良さ。少し痩せ気味だが精悍な岩魚は、ギリギリ漢字では書けな
い大きさだ。

   
さー幸せの入り口だ          ここでわこれで十分幸せ

又三十分ほどで岩陰の瀬に打った短めテンカラがバシッと当たる、ググッ
と来れば渓流に命がキラメク。今度は岩魚とハっきり書ける八寸オーバー
だ、これぞ楽しきテンカラ渓流釣り。

 
こんなの最高ー!。        この瀬で!、壁には美味しい水

この場所でこの型は初めてだろう、大雪のプレゼンと思われる。向かいの
岩壁からは美味しい水も湧き出して、んーゴックン!。
更にカーイー六寸イワナもご挨拶とくれば、もーなーんも言うべき事は後砂
利益せず。


カタカナイワナもご愛嬌

上流へ移動しようかと林道へ出ると二人のヤングが「釣れません」というの
を聞けば、「そこからやれば」と譲ってあげる太っ腹。それでは他の流れに
身を占うとしよう。

 
定点観測4平水            雪の凄さも解る
.

移動したのが桧沢川、左は雪代が治まった4度目の定点観測だがすでに
先着が居たので撮影だけ。
その上の木橋は雪の重みで真っ二つ、2つ上の堰堤はまだまだ満タンだ
が大物が居るんでしょうねー。どなたかへの現状報告に成ってしまった、
お役に立ったかな?。

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