2001 5月11日 那珂川水系上流

前回の雪つながりで張り付けてしまった、那須で
も吹き溜まりにはまだ雪が残っていたのだ。

ここまで車止めからフウフウタイムを入れて小一時
間、目指す地点まで更にハアハア込みで小一時
間ある。
居るかもしれない渓流を目の前に、誘惑と戦っての
小二時間はかなり辛い。


あまりに綺麗な水は魚の生息が疑わしくさえ思わ
れるが、尺物のうわさも噂では終わらないはずの
残り少ない「渓流」なのである。

一応の目標地点まで来ると水は減少するが、必
ず居る!と信じて竿いっぱいのラインを振る。
落ち込み下流の大石周りでバシャ!っと食い損
なった、のどかな渓が緊張の谷と変わる。

しっかり食い付け・で次はきた、今シーズンの初物
イワナがカン!。


    雪もありここから別世界

    ジンクリアって言うの

     ここには居ません

    20cm弱だけど


  大き目の落ち込みに出る、架け上がりには小型も居
  ないから釣れていなければ通りすぎちゃったかも。

  じっと伺うと淵の中ほどに魚影が揺らめく、そこへふ
  わり・・・カッポ・・ガツ、気もチンヨカー。


20cm強だけど
そこから上流はザラ場が続くし、にわか雨&雷雨予報もあ
るのでここで勘弁してあげちゃう。
帰り際に、先ほど足元で走られたポイントを静かに探る、
そっと流すと無言で咥えた。すべてご覧のような天然物だ、
撮影中の足元にも2cm位の稚魚が居たのが無しょうに嬉
しい。

 
綺麗だな〜

関東でも奥地に行けば天然岩魚に遇える、体型に比してヒレ
が大きく色も型も綺麗だ。ヤマメの天然物はまず無理でしょう、
「野生化した」なら居るでしょうが。
美味しい水で一休み、ここもも渇水で取水制限されちゃってる。
往復=(小一時間)×4+釣り時間=足が痛い+でも楽しい。

5月12日 会津大川状況報告


この所西那須野と南会津を回るのがお決まり
コース、今回も夜の内にひそかに会津潜入せ
り。
雪しろ後の二番手くらいを(一番手はよそ者に
は無理)狙っているのだけど。

左はシーズン三度目の定点観測、桧沢川。
減ってはいるがまだだね、上流を見ると右の
状態。
下がりおろう、釣りなどもってのほか!
土曜とあって本流も支流にもエッさマンが入っ
ていた、「釣れない」と聞くと安心したりしては
不謹慎。

大川側は既に平水で今年は釣人を良く見かけ
るが、提上で待つこと十五分ライズは無いズラ。

 
     撤収!?餌でもやらんかい

 
    てんからなら応援するけど        景色はよいですねー

     最後は帰りがけの程窪沢、すでに二台が先着してい
     るので下流を偵察。ここでもライズ&ユラリを待ったが
     気配無く、てんからタイムは合計で小一時間だが足
     も痛いのでこのくらいで勘・・・・。

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