渓流日記  2000−3  5月

5/4 会津大川 支流、クマの沢
人出が多いGWには出かけない、つもりだったが「好天」の予報と「出かければ良か
った」の後悔後に立たずを避ける為に出発。2時間後の6時には関谷宿に、3時間
後には桜満開の田島に到着とすこぶる順調なドライブだった。
桧沢川を探ろうかと289号に入ったが雪しろ増水はかなりのもの、ならば雪代が早
く治まりそうなクマの沢へ行ってみよう。

田島の青い空と桜

途中の沢を渡ると川原にはキャンピングカーと四駆が4台、なるほどGWだ。先を急
ぐと荒れた林道にもかかわらずかなりの車が行き来しているらしい、熊さんもこの時
期は迷惑しているんだろうな。

車止めに着くと釣り人二人が入渓するところだ、幸い上流へ向かうのを見届けて下
流へ入る。
増水は治まり加減だ、しかし熊さんの庭でも釣り人は多いらしく中々アタリが無い。
堰堤下をウエットに変えて打ち込む打ち返す、バシッ!ググッ!・・・なんだスレだっ
た。驚かされたがアタリはこれだけこれっきり、”クマに注意”の看板立てたら人が減
るのじゃないだろうか本当なんだし<?*>。

    気分は爽やか 水が落ち着けば、支流B

午後は昨年7月にヤマメを釣った支流(クマの沢は支流の支流)へ移動、こちらは
雪代中の為かアタリ無し。
チビでもスレでもお魚の写真撮っておきゃ良かった、風景ばっかし。


5/5 小蛇尾川 にぎわい
6時車止め着、すでに車が7・8台来ているが予想道理だから驚きはしない。
山にはガスが架かっていて涼しいからダム上を目指すにはちょうど良いと歩き出す
が、ダムサイトへの登りではじっとり汗を掻いてしまう。

この写真、好いと思いませんか

バックウォーターから釣り上がり去年釣ったポイントを探したが、岩の位置が変わっ
ていてテンカラに反応無し。そして発見!・・・足跡、まだ新しく濡れている。まー予
想道理だからゆっくりと、テンカラポイントを探しながらのんびり行こう。

ここは居ないんじゃないかな 大石裏には魚が戻った

小蛇尾を書くと良く出てくる「大石裏のポイント」を覗くと、ここでは前回通じてしまっ
た流れは止まり岩魚が2匹だが戻って来ていた。大きくなるのを楽しみにしよう。

先行者に追いついたので道に上がり取水提上まで行くとテント組が居た、五人で2
泊3日の最終日だそうだ。3人が上流へ入っていると言うのでここで納竿とする、
そうそう甘露水を飲んで帰ろう。


5/19 クマの沢支流
5/4にも行ったクマの沢に未踏の沢があるのを思い出し暗いうちに出発、おそらく藪
沢だから夏には入れなくなってしまうだろうから今の内に。そう考えている内に穴場
を見つけたような気になってわくわく入渓、わっかりやすい性格なやー。

見事な階段渓流 やっと一匹みーつけた 何時治まるのぞーすい

入ってみると落ち込みが続く綺麗な谷だ、しかしてそれだけに落差がきつく1時間ほ
ど登って諦めた。最大のポイントとおぼしき小滝の壷にチビを一匹見つけただけで、
はいさようなら。新規穴場の夢は「はかなく散り行くやまざくら、かな」。

場所を変えて加藤谷川と番屋川に行ったのだが今だユキシロ治まらず、ついでに覗
いた観音川は石に真っ黒なノロがベットリ付いて望み無しとみた。
また「ボ」かァ〜、明日は・ド・コ・イ・コ?

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