渓流日記 2000-2  4月


4.6 大蛇尾川 坊っちゃん!?
解禁した福島へ行くつもりだった、だがしかし目が覚めたのが7時すぎ。
うす暗いうちに鳴った目覚ましを止めたのを覚えている、自分的には「今だ本格シー
ズンに至らず」なのだ。
で・40kmばかり距離を縮めて結局は西那須野、コジャビにするかオジャビにするか
は決めかねたまま。
合流点を覗くと何時もより水量大目で好い感じだ、昨年七月のリベンジにオジャビ
下流に入ろうではないか。

合流点、雪は無いが冬景色  大堰堤から下流を望む

しかし今回も風ビュービューでテンカラは無理だね、ブドウの残りがチョッピリ在るか
ら餌で良しとしよう。

正面の崖と堰堤の角にロープあり寒いのに急なアップダウンでじんわり汗をかいてしまい、
ジャンパーを脱いでえっちらおっちら大堰堤の上に出る。
以前はこの堰堤の角をロープに掴まって攀じ登ったのだ
が、今・覗いてみると信じられません。アー怖

ここから更に一つ二つ堰堤を越えないと魚影が無いのだ
けれど、水量があるとなんだか居そうに思えて竿を出さず
にいられない。

ところが来たのだ岩魚だ21cmだ、驚きだ!。
よーし写真だデジカメだ、ボッチャン!。
慌てて取り出してポロリン、坊っちゃん!。
デジカメ・水中のカメ!。

普通なら釣れた岩魚はリリースするのだが、証拠写真を収める癖がついて
しまって意外な場所の意外な獲物がもったいなくて。もって帰ってなんとかし
たい。

普通ならカメは入院するのだがよーく乾燥してONしたところ、なんと生き返ったのだ。
と言うわけで持ち帰ったイワナと生き返ったカメで証拠写真を撮りなおし、コチリ(デジ
カメのシャター音はこんな音)。

尾ヒレが張ったイワナ

気のせいかお魚さん固いんじゃない?、コチリと凍ったままだから。
そんなにまでしてお魚の写真撮っておきたいもんかねー、そーダンデス。
なにはともかく、めでたしメデタシ。
追伸:久しぶりにイワナの塩焼きいただきました。
                          

4.13 会津大川支流
一昨年からのお気に入り、大きさも数も期待できないけど渓と周りの雰囲気がなん
となく好きだ。

やっぱ好い景色だなー てんから一号はここに居た

昨年よりも2週間も遅れたため雪しろまじりで増水していたが、今回は風が無くテン
カラ振るには絶好だウレピー。(のりぴーにも子供が出来たピー)

竿をだしてすぐ最初のアタリはのがした、よそ見をしていて合わせが後れてしまった。
すぐ上の対岸に緩流のポイントをみつけポンと振りこむ(集中々)、2度目にスッと出
て咥え反転と同時に合わせた。がポロッとバレた、・・・何が悪かったのだ?。
しばらく上で堰堤になり道に上がるとそこには軽四駆が止まっている、ッてーこたー
ここからは先行者在り!だめジャン。

21cmのピカピカイワナ とんがり顔はヤマメみたい

車に戻って上流を目指そうと走らせるともう一台四駆が止まっている、その先が落石
でとうせんぼなのだ。こんな時は歩けばチャンスなのだろうが、シーズン当初は足に
自信が無いのだよ。

だらしなくも回れ右、下流をねーらおット!。
そんなこんなでやっとテンカラ第一号がこのイワナ、体側にはオレンジ色の斑点が
ちりばめられた綺麗な魚だ。しかしこの顔付きはヤマメの顔だと思いませんか?。

4.14 那須の小渓
前日、福島の帰りに途中矢板あたりで眠くなってしまい、事故が怖いのでひと寝入り
する。つもりがタップリ寝込んでしまい目覚めれば白白とアサーー”そんじゃあこのま
んま釣りにイッテマエ、てな訳で車は北へ。

ここは三年くらい前に知った小渓だが「公表はあいならん」、「お願い内緒に」と言わ
れているので内緒。(解った人はMail下さい)

激変した渓流 綺麗な水は戻っていた

大きくても23cm程度で魚影も少ないのだが渓相が中々良いのと、何より水が綺麗
で人が少ないのが魅力なのだ。入渓場所は三箇所でこの時期は下流だ、久しぶり
の下流へ行って驚いたのなんのって渓の形がぜんぜんチャウ!まるで見知らぬ川だ。

恐らく余笹川の氾濫と同じときに大水が出たのだろう、幸いこの川の岸に人家はない
のでNEWSにもならなかった。
今はまた綺麗な水が流れており、何匹かの魚を拝聴することが出来てホットした。
感ずかれで、実際に釣れたのはごらんのチビヤマメだけでした。

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