渓流日記 2000−11 9月

9/7 桧沢川
8月22日ここ針生で巨大なトンボと遭遇した、何とかもう一度・出来れば写真に・あ
わよくば生け捕り?それは無理としても証拠が欲しい。あの驚きが、それだけで終
わってしまうのがおしくてしかたない。
普通のトンボはもちろん蝶でも鳥でも、飛ぶ物がみーんな気に成ってしまう。

下針生あたり

証拠が無いのだからあんまり喋らない方がいいかも、人間が疑われてしまうかも。
でもしか、何ヶ月かすると「あれは見間違いだったのだろうか」「そんなの居るわけ無
いもんナ」、自分で自分を疑うようになってしまうのかもしれない。

こまいコヤマメ池上希実子 自然のお花畑

その時と同じ場所に車を止めて早めのお昼をゆっくり食べる、(連射にセット
した)デジカメ片手に。
さてそれでは釣りもしましょう、ミニヤマメを一尾。数に入れるるほどの大きさ
ではない、が獲物はこれだけでさびしい限り、で雨蛙の兄弟をコチリ。

泣かないキャーロ 何かの実

この日は時々雨が降って釣りには良さそうな日よりだが、トンボ日寄では無かった。
明日はまじに釣り・やろう!


9/8 蒲生川(初)
夜の間に南会津から西会津へ移動する、年に一回は全くの新規渓流へ入りたいも
の・・・さて。厳選なる審査の結果蒲生川になんとなく決定、上流を目指す。
ある程度走って様子を見るがセオリーどうり、「知らない渓は下流から」としよう、皆
上流を目指すしね。

戻って最初の支流に入渓する、入ってしばらくで小型が逃げるのが見えたから期待できるぞ。

わくわく入渓 大堰堤で行き止まり 12〜3cmの普通のオニヤンマ

進むと魚影が無くなった、そして大淵が現れその奥にチラリと堰堤がみえる。藪をこ
いで一旦林道へ、期待は堰堤の上へ持ち越しである。
堰堤の上から歩き出して五分でブンブンと取り囲まれた、虻だ。そうだ西会津はこ
の時期虻の時期、とても釣りどころではおまへんじゃ。

あっさり諦め林道の下りでオニヤンマと遭遇、普通のオニヤンマである。一匹は水
溜りをジュンジュンと尻でたたいていた。
もう一匹は同じ場所を行ったり来たり、しゃがんで待つと目の前でホバーリングして
くれた。 でも普通のオニヤンマだった・・・、時間があるから又針生へ戻ろっ。
(この日鍵を拾ったのでトピックスに載せました)
9/21 会津大川支流
(この項は一度UPしたのに何故か消えてしまったので書きなおしました)
シーズン終了を目前にして選んだこの渓流は最近お気に入りの南会津だ。

ただし魚影が濃いとか、大物が居るとかそんな喜ばしい獲物の情報が有る訳では
ない。釣れるかもしれない渓流が3kmほども程よく続いている事と、付近の景色が
気に入ったと言う程度のことなのだ。
その程度の事だがしかし、渓流釣りには大切な場所選びの要因になっている。

程よい流れが良い 親堰堤の上に小堰堤その上に・・ 花が岩魚か男が蝶か〜

そして今回は大きな堰堤の上流部を初めて探訪する事にした、時期的にも良いので
はなかろうか。
釣れるかもしれない渓の期待の堰堤上流は、アーだがしかし堰堤だ、その上にまた
堰堤どころか今まさに堰堤制作中。分かれた支流へ行ってテンカラを振るがこちらも
堰堤にぶつかった、期待は堰堤にぶつかり砕けて消えた。
イワナのアーカイブで最後が飾れないならお花でもコチリ、岩魚と私・花と蝶、そんな
恋する二人になりたい。/?
てなことで長いながい禁漁の時を迎えるのだ。

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