渓流日記 2000−10  8月

8/22 大川支流とK川
前回の大川下流の支流に来てしも−た、三時間半は掛かるのに・だ。
釣りをやらない人には到底理解の限度外でしょうね。いくらも歩かないで入れるポイ
ント、小さな渓流に良型岩魚、「ッドッド・ッド・・早鐘のような動悸がむなしくゆっくり、
冷めていく」あの感触が呼ぶのだものー!。

しかし、再会したのは綺麗な流れと入渓者の形跡だけでした。


もやに日が差す 釣り人の為にだけ咲く ぎゃー、へへへ・びびび


夏休み期間の1週間は無理だよね、誰かしらん入らない訳無いよね、でもしか確認
せずにおかりょうかッテンダ。
変わりに蛇チャンのトグロ君がご挨拶、ウッヒョー!「勘弁してよ」と言いつつデジカメ
でコチリッ。すっきやね・こんなん。
早々に引き上げて桧沢川へ移動すると、護岸を飛び降りたところに先行者。「今そこ
でこんなん釣った」と、27〜8cm岩魚を見せびらかされた。で、ここも早々におさらば
さようらな。

巻き道で堰堤を越える 堰堤上の合流点 美味しい水発見


次なるは同じ水系のK川、何時もの降り口よりも下を目指した。
降りてみると堰堤の下に出たが、汗びっしょりでふうふう言っていると、おあつらえ向
きに対岸に湧水が見える。沢が埋まった伏流水だ、最近は岩魚の次の楽しみにな
っている美味しい水。

堰堤の左にロープが掛かった急斜面を登り、やはりロープに掴まって岩場を下ると
何時もの堰堤の上に出た。当初2〜3匹釣れたポイントがある、前回は無しだったが
・今回は・・・無しでした。念のため「オニを付けて沈める」しつこさにも応答無し、すん
ずれーすますたサタスマ。

まあまあいいか〜

「まあまあ」が来たのは合流点、白泡が消える辺りでピシッ!ヨシッ!!。
ここで雨が来たので引き上げて車で雨宿りしたが、止んだとたんに大雨注意報と日
経平均(株)が400円UPのNEWS。
ふんじゃー今日のところはこの位で勘弁してあげよう。


8/31 仙台の渓
北へ向かう、蒸し暑さから逃れるように、前日遅くと言うか今朝早くと言うべきか。
走るにつれて気温が下がるのが解る、北へと共に真夜中に差しかかっているせい
もあるのだろう。道の駅でうとうとしている内に十分に明るくなってしまっていた、さ
て入渓だ。

春ならここから入って→ この辺で一尾目が来る かなり上でやっと来た

橋の下の落ち込みを見るとこの時期にしては水量があるが、流れを見ながら我慢
してあるく。林道が離れる所から入渓するが今時やはりアタリが無い、三十分で
やっと20cm弱が毛鉤を咥えた。
そこでお花なんかもコチリと取りこむが、次がくるまで又三十分は架かった。

やっと2匹目 この滝の上に・・・

白い斑点も虫食いも大き目の東北イワナだ。その後が出ないまま滝に到着、さてい
よいよ未踏の滝越えに挑戦だ、これが今回の目的なのだ。

滝を越えるとナナナント、流れは太い導水管に守られていた。と言う事はその上には
林道が走っている訳で、未踏の滝越えは予想外の道路沿いの渓に成りにけり。

アレレなんじ導水管 流れは1/2に泣き別れ 羽根を取ったら唐辛子

導水管の上は滝と落ち込みがあるがすぐに同じ水量で二手に分かれてしまう、魚
は一匹確認しただけで道路が有れば人は入るさね。

水量半分になった小渓流2本もさすがにアタリ無く、林道へ上がれば真っ赤な「羽
根を取ったら唐辛子」。そしてシーズンENDを意識せざるをえないススキがサワサ
ワと、まだこんなに暑いのだけれど。

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