2006年 8月3日 栃木 開拓のS沢、鬼怒川支流

今期まだ訪れていない有望渓が幾つかあって、今度はあそこ
次こそは向こうへ、と考えてはいる。
なのにイザとなると未知の渓流に目がいってしまう事が、今回
もボ・覚悟の探索に向かってしまう。
しょうがないオジサンなのであります。

しかし渓流とは沢山あるものと今更ながら関心しちゃう、まあ
「ボ・覚悟」だからこそ沢山あるのですが。しかし行こうと決め
るには何らかの期待が、幾ばくかの予想が・途方も無い妄想
が有ったり無かったり。タリラリ*/クリーム
.

水綺麗にして砂多し

しかしながら何処だか場所が解らない日記は面白く無いだろう
と思いつつも、たまにでも「楽しみに見ている」旨のお便りを戴く
と感謝感激の雨アラレであります。

初めての渓は入渓点を探すのが先ずの関門、もともと簡単に入
れそうにない渓流を選んでいるから尚の事、最初の入渓では堰
堤にぶち当たって退散させられた。
やっとこ渓に降り立ったが砂の多い渓相で、いささかご不満でも
御座いましょうが先を楽しみに参りましょう。


ここはポイントに違いない

少し行くと魚が走ったが居る事が解って一安心である、情報無
しで入渓しての最新情報なのだから。

落ち込み下手のレギュラーなポイントにレギュラーな位地に岩
魚発見てんからりん、なんと一振りで逃げちゃった。透明水で
浅いから悟られちゃうしスレちゃうしの難岩魚。
昨日と思われる足跡がくっきりと、珍しく鹿の足跡はここには無
いV峡谷ではある。

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釣れていかったね〜

狙いにくい流の早いカーブに打ち込むと対岸(とは言っても60
cm程の川幅)から岩魚が出てきた。
すでに流去った毛鉤を探してる、これは釣れたも同然その通りで
落とした毛鉤に喰い付いた7寸イワナ。
楽しい、こんな釣れ方は実にのほほんてんからりん。

何時もの事だし誰でもであるけれど、一匹目ってのはほんとに
嬉しいですねェ何年やっていても。特に新規の渓では尚更なの
です、開拓に向かわせる大きな要因の一つでもありましょう。
.

この渓流にしては良いのでは

黒い毛鉤に交換しても一度不信感を抱いたお魚さんは二度と
現れてはくれないのだった。がその黒毛鉤が功を奏したのか
次のPでは眺めつつもパックリと、岩魚は体格の良い8寸弱に
サイズアッププ!。複数出れば良しとします、ハードル低〜。

昼は渓流ラーメンとした、トロロソバが無かったのはなんでだ
ろう。


     今期は渓流ラーメン             当歳のものワナちゃん

定番のおにぎり&パンは軽便だがご老体を実感していて最
近はソバ類を多用するようになっている、腰を下ろして休息
を意識しての食事なのだ。

さてご馳走様のその後はレギュラーPでチャポン!、数に数
えてはいけないような4寸ワナ。これはこれで繁殖を思わせ
てくれて嬉しき事なりき、やんごとなきお魚さんの営みが永
続されんことを御・・・たてまつる。



草木が無かったら登れない、ハーッハー

釣りを終えてのこの急登はきつかった、流石に汗が流れ落ち
るが川を戻っても登りは同じくらいキツイだろう。道を歩けるだ
けらくちんに違いない。

2〜3匹釣れたらそれでOKのハードルの低さゆえ、楽しめる
渓流はいくらでもある。その上ボ・覚悟なんだからして、遊べ
る沢は限りないのである。

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