2001 9月26日 会津納竿

7月10日の「双子連れ熊」に遭遇の日に同じM川の支流でヤマメの好ポイントを見
つけていた、そこを探ってから最後の渓は実績の有る「熊の上流を」と考えたのでし
た。

少し下流から入渓すると良さそうなポイントがあった、がまるで魚影が無い。この時
期だから差してしまっているのだろうが、あのポイントなら?、埋まっているではない
かいな!。イヤな予感がしたのは途中の小淵が真平らにザラ場と化していたのだ。


あの時は良い淵だったのに

上のフォトは7月に撮っておいた健在のヤマメの淵である、今日はまるで気配が無
い。サビしー
しかし登っているのだろうからここから追いかけようと分流して流れ込む小さい方を
進むと、何とそれは支流だったのだ。まるで気が付かなかった小渓に惹かれてしま
った、このあいだの小渓の岩魚の事もあるしね。

  
近頃とみに小渓がお気に入り       寂しげに見える?釣れないから〜

少し登った落ち込みに振り込むと最初からアタック、ほうほう居る居るイワナチャンが
待っていてくれた。たとえチビでも未知の渓は魅力です、ここで遊ぶ事にき〜めた。

そう決めた矢先にブッシュの下の暗いトロ、ねらいどうり一発で来たイワナは20cm
ほどだが合わせが効かずのバレ。昨日のアタック無しからすれば、それでも楽しい。


小渓なら20cmでも良型に

いつのまにか谷が深くなってぶつかった堰堤の鉄の梯子を登ったりで、結構渓流気
分が味わえる。堰堤下の釣りは苦手なのだが次の堰堤は良い姿のプールを抱えて
いた、右手の小さな巻き返しにやはり一投目でガツンと来たのは岩魚サイズだ。

がバラシ!、足元ボッチャンは真黄色の腹を見せてひるがえり水中へ。「好いの掛
けたのになー」声を出して悔しく呟いていた。

 
居そうで、空振り       今日はここまで、来シーズンだ

残る合わせ切れはやはり堰堤下だがブッシュに囲まれた細長い淵、毛鉤の流れる
ラインによってアタックする魚が異なり何匹かが潜んでいる。

手前を流した時、真下の深みから矢のように浮き上がるイワナ(岩魚/弱)が口をあ
けてカポ!!。それを目の当たりにしてバシッと合わせればポチッ、っと軽い感触で
ラインは空を舞った。

目前の岩魚の口と、さっきのバラシの感触が強い合わせをさせた、そういう流れに
成ってしまったのだ。
「走られ」「バラシ」「合わせ切れ」釣りそこないの全てのパターンを踏破して、最終釣
りを納竿式を完了したのである。お茶ら毛を書く気にはならんねー。

  
これじゃ駄目、昨年の尺三匹は?        ここにも秋の気配、さよなら〜

帰る事にして車は南下するが南会津に差し掛かり、時間を確かめると鶴沼川の支流
へハンドルが勝手に向いている。
昨年に初めて上流を詰めたときに滝の脇の岩陰で一文字サイズを掛けそこなってい
る、そこえ向かう気でいるらしい。/?

しかし入渓して驚いた、渓は大荒れに荒れていた、まるで川が違っているではないか
・ヤーメた!。下流の橋の眺めは綺麗だが確かに埋まっている、早く帰ればよかった
のにィ

来シーズンは奥会津がメインに成るのかもしれない。

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