てんさんのOFF散歩 2006 メール情報の渓流 10/26
禁漁になっても渓流に行くことが楽しみ、という趣味は渓流一辺倒 のしょうがないおじさんあります。 しかし竿を振る訳ではないから何時行っても良いようなもの、なので 納竿から25日もボーっとしていた。紅葉見物を兼ねてと思うがあま り遠くへは行く気がしないのだけれと、3年くらい前にメールで情報 を頂いた渓流を思い出した。 情報によると茨城県内に自然繁殖の山女魚がおる!との真っ事あ りがたき情報ではありつるも、随分とほっといたもんだ。 メール情報を信用しなかった訳じゃなく(その人これ読んでるか?)、 他で一文字・尺釣っちゃって急がし勝った・負けなかった。* 地図を調べるとなるほど上流に沿う道路は無くそそられる。 そこは家から100Km以内だからよく出かけるフィールドよりも近いの だし、暖かい”との予報もある野田市(駄じゃれ)行ってみっか!。 さてお出かけって時に用事なんだかんね、11時を過ぎての発車でわ お取り止めいたさん、ま・様子を伺うだけだから見学するだけだから 出かけ板さん。 |
地図では入渓予想地点までは道路がある、しかしだいぶ手前でス トップゲート。ゲーっと思ったが返ってその方が入渓者は少なくて良 家老、と思うのが家老の考え。いや実は誰しもがごとき戦略をたて る、よって世は好まず、との殿の御考察なれば。 *戦国か! 歩き始めたのは2時頃だった、ほんとうに様子見だけになりそうな。 膝や股関節の動きがぎごちない、油が切れた・錆が出始めたコン パスみたいですよ。 途中で景色をデジ亀しているおじさんに出会った、おじさん同士。 「○まで行きましたか?」と聞くと、 「うん、だーれも居ない」 またギコギコ歩く、テクテクとはいかないなァ。 入渓点までにすでに足が痛い、禁漁になってからの運動不足が露 呈して小一時間も歩かされた。 |
川が近くになったので下を覗いてみると渓沿の砂地に足跡がくっきり。 釣り人が入っているのだろか?、*禁漁破りか!。 少し歩くと道端に車が、*ゲート破りか!。 川にはバカ長姿が3人も、*測量かァ~。 *欧米か!(また使ってしまってスマン) 「だーれも居ない」って測量・仕事人は別か・・。 入渓点にへろへろ到着、そこにおふたりさん。 ザック背負って両手にストック、登山か!。*もういい 「沢登りですか?」 「んー、からだ鍛えに・冬場にそなえて、・とか言って・なんか理屈を付けて」 と相棒と笑いあう、なにか言いよどんだ感じ。 7時間も歩いてきたと・・・、ひょっとしたら彼らも?*探索か! |
さて上流へ向かいましょ、山道から分かれる渓流沿いの踏み跡 を探しだして登る。崩れた所にはロープが下がっていたから案外 人が入るのだろう、沢登りか釣り人か。 しばらくで踏み跡は消えてしまい渓流に降ろされた、長靴でないと 駄目だったかな。ゲートで考えて、初回の様子見だから歩きが少 しあるしで沢登りシューズを選択したのだが。 この時期で水量は少ないから何とかなる所まで行きましょう、サッ と隠れるか・ゆらりと揺らめくものが見えたら大成功なのだ。但し 情報では、かなり上流で時間もかかるし危険もあるとか。 |
登るにつれて岩が大きくなる、狭い急流とその下の淵に阻まれて ここまでか。 っと壁に鎖が掛かっているではないか、丈夫なフック?が(これハ ーケンとは言わないよね)打ち込まれている。身をゆだねても大丈 夫ですよねぇ、あんたガッシリしているから。 そんな鎖場が3箇所もあって、なんだかワクワクするしつえいしょん だわ~。 当然ながら水面・水中に目を凝らしながら行くが、未だ気配無し。 先ほどのおふたりさんが此処を歩いたのならば、当然お魚さんは 隠れてしまっているだろうが、なのかどうなんだかんだ。 |
上流は岩場が続いている、そこでハタと気が付いた。 少々薄暗いのでは、曇ってきたせいもあるが時間を見ると4時を回 っていた。 やっぱりお出かけが遅かったよね、帰路の時間を考えるともう引き 上げ時だよね。名残惜しい気はするけれど今日は此れにて撤退と いたしましょう。 入渓点まで戻って一休みしていると寒くなって北かぜ、歩き始める と下半身は無論の事、背中も首も痛い。お出かけしなくっても裏山 散歩くらいしないと、お魚同様あちこちサビが出ていけません。 |
さて此処はもう一度来るべきか、再度の上流探索におもむくべき 所ではありそうな。いっその事思い切って来シーズンいきなり竿 をたずさえ入渓するのが良いか、・・・悩む。 楽しき悩み、悩みは付きまじ秋の夕暮れ。 , |