てんさんのOFF散歩       03年11月 日光滝巡り 霧降川

唯一最大の趣味!、と言うべき渓流釣りのシーズンが終わって
のんびりノホホンしていると足腰が鈍る。(釣りものん・ノホなん
だから、そうでない事はあるのかい?)
昨年は筑波山に二度登ったが、渓流が無いのはやはり物足りな
いような淋しいような。オフのトレーニングと言えども渓流を或い
はその傍を歩きたいと思ってしまう、もちろん新規開拓をもくろん
でもいるのですが。

11月1日
先週に続く二回目のお散歩は滝の名所を選択、はたしてどんな
渓流なのかアプローチの確認もしておきたいし。ここは釣りを始
めた頃から知ってはいたが実際にお魚の便りをくれたのはnet
仲間で顔は知らない栃木のフライマンBさんである。


流石は観光地、帰りに撮ったものだけど

シーズン中に近くへ釣りに来ているので道は解っていたが、距
離のわりには時間が掛かるのが欠点と言えば言えるかな。そ
んなことがこの辺りの渓流に足が向かなかった原因のように思
っている、今日も100kmに3時間だぜィ。
道路が登りに掛かるとすでに紅葉は始まっていて、秋の深ま
りを感ずる11月なのでした。



奥の車止めから歩き出したのが10時頃だったが、すでに引き
上げて来る人が結構いる。立ち止まって汗を拭きふきしている
人もいる、その訳は10分ほど進んで了解した。川へ向かって
かなり下るのだから、戻りの人は登りを命ぜられるのである。
最後の登りはかなりきつい事を頭に入れておかないといけま
せん、と言ってもオジサンには・程度だけど・けど。

 

川に降り立つと結構な流れが出現した、減水のこの時期にこ
れだけあるのだから春にはさぞかし、らし。
三ッつの滝をめぐるのだがどの滝にも3〜4組がいて、たいてい
カメラマンをしている。なぜかデジ亀はどなたもおりません、滝
にはアナ亀・三脚が似合うのかパソコンマンは居らんのか。
それにしても滝ってものは人間を引きつけるものなのですね、
これは万国共通するのですね。
ただ水が落っこちている、と言うだけではないようで、釣人にと
っても魚が溜まるとっても良い所。
釣れるか否かは別問題。

 

勿論の事に川の中にも興味深々、あちらこちらと渓流に下りて
じっと目を懲らすがお魚さんは見当たらない、人が多すぎるもん
ね。
三ッつの滝巡りをつつがなく終えて別世界からの帰り道、昼過
ぎから登る人もいてすれ違いに質問を受ける。
「○滝は大分先ですか?」、「もう直ぐですよ」。
またすれ違い様に
「滝までまだですか?」、「たいしたこと無いです」。
どうやら遅く来る人は初めての人が多いらしい。
次の若者は地図を差し出して
「今どのあたりでしょう?」
次々と質問と見解を求められ(単に聞かれただけ)、なんだかベ
テランになったような気分は紀文はハンペン三角・錯覚・勘違い

でもちょっぴりいい気持ち。



さて最後の登りに取り掛かる、それまではたいした汗も掻かな
かったが流石にびっしょり。登りが終わった所で有料道路の脇
に接するのだが、何故か自動車道を歩く二人連れが居た。
私に気が付いて「そこに道があるんですかァ」ときたもんだ、上
の滝を見物して下にも一つ滝があるらしいので見に行く所だと
いう。
本来の渓沿い山道を知らずに自動車道でのハイキングをしてい
るのだ、「こっちの方が近いですよ」とベテラン?らしく教えてあ
げる。景色も良いしと付け加えたかったよね。



結局午後に出会った人はみーんな初心者(ここでは)なのだ、か
く言う私も初心者(同じく)なのですが。

結局は新規開拓はならなかったのですが、もしも岩魚を発見して
しまった場合に釣道具を取りに戻ったりしてはいけません。なの
で道具は車から降ろしておいたのであります、ま・取り越し苦労
って訳ですが。
そんな心配をするのだから、我ながら笑っちゃいます。

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